クラクフ旅行(2008年9月16日〜9月17日)

ワルシャワ第1日目

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 2007年に続き European society of neuroradiology (ESNR) に発表するためにヨーロッパへ。2007年はジェノヴァであったが、2008年はクラクフ。聞き慣れない街だが、ワルシャワに移転するまではポーランドの首都であった。第二次大戦での戦災による被害を極最小限にとどめ、「ポーランドの京都」とも呼ばれる素敵な街だ。

 クラクフに行くために、午前10時55分発のウィーン行きの飛行機にまず乗る必要があった。成田10時55分発ということは、9時頃には成田空港に着いておくことが望ましく、そうすると練馬の自宅を出るのは始発に近い電車ということになる。

 成田空港に着くと、まず通貨を両替した。円をポーランドの通貨であるズウォティ (zloty) に換え、ウィーンなどの空港用に少しユーロにしておく。1zは大体 50円に相当する。それから空港内の寿司屋へ。初めてヨーロッパに行ったときに、日本食が恋しくて仕方なくなったので、寿司、日本酒、味噌汁の記憶を鮮明に刻み込んでおくのだ。そうしておけば、恋しくなったときに記憶から呼び戻して食べることが出来る。

 飛行機に乗り込むと女子高生の集団。最近はウィーンに修学旅行するリッチな高校もあるのだろうか?田舎のオンボロ高校出身の人間には雲の上のような話だ。と、思っている内に、本当に雲の上に飛行機はどんどん高度を上げていった。

 ウィーン到着は15時55分の予定であったが、飛行機は遅れて到着。とはいえ、乗換えまで時間があったので、 Barに入ってくつろぐ。17時30分にウィーンからワルシャワに向かう飛行機は出発する。しかし、実際に機体を見てびっくり。何とプロペラ機なのだ。飛行機恐怖症の私はあまり愉快でなかった。ウィーンは 8℃と冷えこんでいたが、楽天のユニフォーム一枚の男性がにこやかにしていて、東北人は違うものだなと一人感服していた。

 18時55分にワルシャワ空港に着いてから、電車を使おうかと空港内を歩き回ったが、ポーランド語の表記が多くてよくわからない。こういうときはタクシーに限る。ガイドブックには「Radio Taxi」が比較的安全と書いてあったので、それを見つけ、ホテルまで御願いした。しかしまあ飛ばすこと。ホテル「Jan Iii Sobieski」に着いたときはぐったり。


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