スーツケースに日本酒 2本、焼酎 1本を詰めて、家を出る。いつもの旅行より重いスーツケースを引いて、日暮里まで移動して京成線に乗り込んだ。BGMはドヴォルザーク作曲、弦楽四重奏曲「アメリカ」、交響曲「新世界より」だ。山鳥重先生の「脳からみた心」を読んでいると、あっという間に成田空港に着いた。時間に余裕があったので、搭乗までビールを飲んでまったりしていると、まったりしすぎて、危うく乗り遅れそうになった。駆けつけると、15時10分発 DL172便の最終の搭乗案内をしていた。
デルタ航空を利用するのは初めてだった。ネットで見ると悪い噂がたくさん出てくるので心配していたけれど、全然そんなことはなく、快適な空の旅だった。ワインを楽しみ、寝付けなかったためずっと本を読んでいた。15時頃にニューヨークの J.F.ケネディー空港についてから Air trainに乗り、下車時にメトロカードを買って、地下鉄を乗り継いでホテル「Belleclaire」へ。
NewYorkはこのシーズンとてもホテルが高く、底辺のホテルでも $200くらいする。このホテルは格安とされていたけれど、そこそこ綺麗で、広く、WiFiも使えて便利だった。
眠くても、夜になるまで寝ないのが、時差ボケを防ぐために大切なことだ。暇を潰して夜まで待って、ホテル前のイタリア料理屋に入り、フィレ・ステーキを食べ、ワインを飲んだ。アメリカの料理はマズイと聞いていたが、思ったほどではなかった。
食事をしたらますます眠くなったので、21時くらいに寝たら、23時頃に目が覚めて、そこから延々と眠れなかった。ネットが使えたので、 Facebookで日本の友人達とやりとりをしていた。後から考えると、日本の時間に合わせたような感じになってしまい、時差ボケ (jet lag) には悪影響に働いたようだ。