Category: 馬

レッドヴェルサス未勝利戦勝利

By , 2016年2月16日 8:51 PM

一口馬主になっているレッドヴェルサスが、ダートに転向し、やっと未勝利戦を勝ってくれました。

レッドヴェルサス 3歳未勝利 2016/02/06 京都03R 【競馬】

ずっと惜しい競馬が続いていたので、やっとという感じです。まだ 3歳なので、今後に期待しています。なんとか、オープンまで行って欲しいです。

2016.02.06

2月6日レース後コメント(1着)
M.デムーロ騎手「上に伸び上がる感じで出たので良いスタートではなかったものの、促せば進んでくれましたしね。芝コースの部分で上手くスピードを乗せられて、前目でレースを進めることができました。積極的に出して行った割には折り合いも問題なくつけられましたし、道中は逃げていた馬をピタリとマークしながら直線まで持っていけました。仕掛け処での反応はしっかりあったのですが、直線に向いてから前の馬に少し離されてしまった際に、走りが若干フワフワしてしまった面はありました。それでも気が完全に抜けてしまった訳でもなく、追って立て直すとハミをもう一度しっかり取ってグイッと脚を使ってくれました。相手も最後まで渋太くて、外から見ていた皆さんを冷や冷やさせてしまったかもしれませんが、結果的には2着馬が目標になってくれた形。いい目標があったことでヴェルサスも最後まで気を抜かずに集中して走りきってくれました。前走は悔しいレースになりましたので、今日は勝つことができてホッとしています。ありがとうございました」

須貝調教師「惜しい競馬が何度もありましたからね。今日も最後までハラハラしながら見ていましたが、勝利を挙げることができて本当に良かったです。初勝利がここまで延びてしまったのは申し訳なく思っていますが、今日は本当によく頑張ってくれたヴェルサスを誉めてあげたいですね。嬉しい勝利です。ここまで使い詰めできていたこともありますので、レース後は放牧に出して心身をリフレッシュさせてあげたいと思います」

(参考)

レッドヴェルサス

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プラウドビューティー14

By , 2015年11月22日 8:49 AM

一口馬主として、私が一番印象に残っているのが、レッドキングダムです。

中山大障害

東京レッドホースからレッドキングダムの妹について、一口馬主の募集があり、当然の如く応募しました。デビューが待ち遠しいです。

プラウドビューティー14

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いわき

By , 2015年11月5日 10:47 PM

10月31日~11月1日、珍しく連休がとれたので、レンタカーを借りていわきに遊びに行きました。一人旅です。

宿はワシントンホテルいわきで、株主優待のおかげで半額。チェックインしてから、政寿司で夕食を取りました。東京時代の医局の後輩がいわき出身の方と結婚したのですが、グルメな彼も驚いたという寿司屋です。いわき駅前から 10 kmくらいと結構距離はありましたが、味は絶品。3980円のおまかせ握りは、都内の数万円するような寿司屋の味に引けを取りません。カウンターで隣の席の常連が、大七箕輪門を頼んでいて、酒を飲みたい気持ちでいっぱいになりましたが、車だったので涙を飲みました。

翌日は、小名浜港で遊覧船に乗りました。下船してから、ら・ら・ミュウに入ったところ、震災関連の展示をしていました。ここも甚大な被害を受けた場所だったんですね。

ら・ら・ミュウで美味しい海鮮丼を食べてから、ヘレナ国際乗馬倶楽部に行きました。なんと、ゴルフ場の敷地内にあります。この日は外乗で、ゴルフコースの合間を縫うように、60分ほど乗馬しました。馬房を見せてもらうと、「ブラックジャック」というユニークな名前の馬がいました。

いわきは、乗馬倶楽部を含めて気に入ったので、また行きたいと思います。今度は湯本温泉とか泊まってみたいですね。

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近況など

By , 2015年10月26日 6:02 AM

色々と忙しくて、ブログの更新が 3ヶ月近く滞ってしまいました。この 3ヶ月くらいの間にあったこと。

8月30日~9月5日に 1週間の夏休みを追加で頂きました。8月30日は酒井健治さん作曲のヴァイオリン協奏曲を成田達輝さんが演奏 (世界初演) するのをサントリーホールに聴きに行って、夜は酒井健治さん、成田達輝さんらと食事をしました。素晴らしい誕生日になりました。その後は実家に帰省し、連日大山乗馬センターにひたすら通いました。

9月13日は内科専門医試験でした。仕事が忙しく、勉強を始めたのは前日東京に向かう新幹線の車内。内科認定医試験は無勉強で通りましたので、内科他科の勉強をきちんとしたのは国家試験以来・・・。ごっそりと知識が抜けており、99%落ちたという手応えでした。ただし、知人から試験問題再現のバイトを教えていただき、100問近く概要を暗記して帰っていたので、交通費+ホテル代くらいにはなりそうです。来年頑張ります。

9月18~19日は角館で神経機能回復セミナーに参加しました。とても勉強になりました。

あとは 10月17日に DVD収録があり、7月頃からその準備に追われていました。というか、この仕事以外ほぼ何もできませんでした。3時間以上喋るのですが、6時間くらいかけて収録。カメラが回ると頭が真っ白になるものです。色々と反省しました。収録後にプロ棋士のハッシーと飲んで、愚痴を聞いてもらいました。その時に、カメラの前で喋るのに注意する点など色々質問しました。彼は何度もテレビ出演していて経験豊富だったので勉強になったのですが、収録前に聞くべきでした。

10月18日は楽器の合わせ。レスピーギ作曲、「リュートのための古風な舞曲とアリア第 3曲」を弾きました。半年ぶりに楽器のケースを開け、カラオケ屋で一人練習をしてから参加。合わせの途中に楽器の D線が切れてしまい、全部 G線で代用しました。1年くらい弦を張り替えていなかったからですかね・・・。

その他、某ガイドライン作成に systematic reviewの部分で関わることになったので、10月24日は東京医科歯科大学でガイドライン作成法の研究会。GRADE systemの話でした。日本の診療ガイドラインには質の低いものが少なくなく、GRADE systemのようにきちんとした方法論を用いて、全体の質を上げていかないといけないなと思いながら聞いていました。

JMECCという内科救急の講習会にも参加しました。秋田県の医療過疎地で月 1回行っている当直では、3次救急まで対応しなければいけない場合があるので、良い勉強になりました。

現在行っている仕事に関しては、Cochrane DTA (diagnostic test accuracy) reviewにエントリーしている 1本目の論文が protocol openに近づいているのと、タイトル登録にこぎつけた 2本目の論文があります。あとは、ガイドライン作成の準備と、知人から頼まれた和文総説 1本、年明けの講演の準備 (主催者がマスコミに案内状を送るようです) など、臨床以外の部分でかなり忙しくなっています。「何もすることがないよりはマシ」と思って頑張ります。当然、プライベートに関しては、非リアです (´・ω:;.:…

ブログは、Cochrane DTA reviewのデータ解析やガイドライン作成が本格的に始まったらまた滞ると思いますが、それまでは可能な範囲で更新していきたいと思います。

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夏休み

By , 2015年7月30日 9:59 AM

7月25日 (土) ~31日 (金) に夏休みを頂きました。

7月25日は沖縄行きの飛行機に乗るため、仙台空港へ。ところが台風が沖縄に直撃するとのことで、飛行機が欠航。福岡沖縄便が運行していることを突き止め、金銭的にかなりの負担ではありましたが、仙台福岡便と福岡沖縄便を予約しました。仙台福岡便では、裏富士、天橋立、鳥取砂丘などの名所を上空から見ることが出来ました。この航路では、左側の座席、つまり A席がオススメですね。福岡沖縄便は、数時間遅れでの運行でしたが、無事夜には沖縄に着くことができました。その日は妹夫婦の家で手料理をごちそうになりました。

7月26日は、ブセナ海中公園に行きました。台風の影響で、残念ながらグラス底ボートは運休。海中展望塔では様々な種類の魚を見ることができましたが、階段を降りて魚を眺めるだけで 1000円程度の入場料は少し高いかなと思いました。ここの観光を終えてからは、地元で有名な「なかむらそば」で沖縄そばを頂きました。午後は、トレッキングをするため、読谷村の観光施設内にある「おきなわ乗馬クラブ」に行きました。珊瑚の欠片が打ち上げられたビーチを馬に乗って歩くのは、沖縄でないとなかなか経験できません。スタッフもとても親切でした。ただし、この乗馬クラブでの外乗は、相当な経験者 (おそらく 150鞍以上) でないと引き馬なんですね。その点が物足りなく感じました。夜は「GOSAMARU」で焼肉をごちそうになりました。肉は最高ですし、おもてなしが行き届いています。素晴らしいお店でした。

7月27日は沖縄から福岡空港に飛んで、新幹線で岡山へ。帰省しました。親の健康相談を聞きながら、もう結構な齢なんだなぁと実感しました。

7月28日は、大山乗馬センターに行って、レッスン (指導されたのは、つま先を外に開いてふくらはぎをしっかり締めることなど) を受けた後に、5 kmの外乗に出かけました。丁度雨が上がったばかりで涼しく、湖畔に立ち込める靄が幻想的でした。いつも、乗馬の帰りは境港で海産物を買って帰るのですが、この日は乗馬を遅めに始めたため、境港は閉まっていました。残念。

7月29日は岡山空港から羽田空港に飛んで、知り合いのプロ棋士と大井競馬場に出かけました。馬券は外れましたが、最終レースまで遊んで、歌舞伎町のしゃぶ叙で閉店時間まで一緒に食事をしました。業界の違う友人との付き合いは刺激になります。

さて、夏休みはあと数日残っていますが、散々遊んだので、溜まった仕事を片付けないといけません。医療系の DVD出演の準備、Cochrane systematic reviewのプロトコル書きなど、期限のある仕事が目白押しです。ということで、当面の間バタバタしてブログはほとんど更新できなくなりますが、ご容赦ください。

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レッドヴェルサス

By , 2015年6月29日 11:35 PM

私が一口馬主になっている愛馬のレッドヴェルサスが、6月28日に新馬戦デビューしました。知人で競馬好きの将棋棋士の橋本崇載八段 (ハッシー) と一緒に選んだ馬です。なお、レッドヴェルサスの異父姉はレッドリヴェールという G1馬です。レッドヴェルサスはなかなかの血統で、Yahoo!ニュースにも紹介されました。

【POG】2歳女王の姉より大きく!レッドヴェルサス、ベールを脱ぐ

「新馬戦」(28日、阪神)

期待の良血馬がベールを脱ぐ。レッドヴェルサス(牡、栗東・須貝)が、28日阪神5R(芝1800メートル)にスタンバイ。父スウィフトカレントは新種牡馬ヴィクトワールピサの異父兄で、現役時は06年に小倉記念レコードV、天皇賞・秋2着と活躍。異父姉に無敗で13年阪神JFを制したレッドリヴェールがいる素質馬だ。

遠藤助手は「入ってきた時は緩かったですけど、乗りだして10日目くらいからしっかりとしてきました。もう別の馬ですよ」と好感触を伝える。姉は2、3歳時は400キロ台前半で調整に苦労する部分もあったが、同馬は480キロ台。「カイバもしっかりと食べるし、そういう意味でお姉さんよりも攻めた調整ができる」と力を込める。M・デムーロを背に、飛躍への第一歩を踏み出す。

父スウィフトカレントは新種牡馬ヴィクトワールピサの異父兄で、現役時は06年に小倉記念レコードV、天皇賞・秋2着と活躍。異父姉に無敗で13年阪神JFを制したレッドリヴェールがいる素質馬だ。

ところが、今回は相手が強すぎました。父ディープインパクト、母ポルトフィーノという、ポルトフォイユです。凄まじい末脚で、レッドヴェルサスは 5馬身も離されてしまいました。とはいえ、レッドヴェルサスも 3着馬を 4馬身突き放しているので、次走は期待ができます。

・ポルトフォイユ 新馬 2015 メイクデビュー阪神


このレースをも見て、ポルトフォイユはなかなかの名馬だと思ったので、今後はレッドヴェルサスとともに応援することにします。

他の出資馬では、G1を勝ったレッドキングダムは残念ながら怪我のため引退してしまいました。レッドラヴィータは 500万下を勝った後がピリッとせず、調整中。レッドボルテクスは、デビュ―に向け着々とトレーニングを積んでいます。

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中山大障害

By , 2014年12月21日 9:22 AM

一口馬主になっているレッドキングダムが、2014年12月20日に行なわれた中山大障害 (J-G1) を勝ちました。

・2014中山大障害JGⅠ レッドキングダム 北沢伸也

上手に飛越を乗り越えて、最後一番人気馬を直線差切る強い内容でした。

レッドキングダムは、血統が良く、デビュー戦は注目を集めました。しかし、平地競争では中央で一勝もできず、地方競馬へ。2012年に盛岡と水沢で一勝ずつあげて、何とか中央競馬に戻ってきました。以後、勝星がないまま、2014年3月1日の小倉 500万下を最後に、障害に転向。西谷誠ジョッキーが素質を見抜き、自ら調教を手がけるなど面倒をみてくれて、2014年8月2日の小倉障害未勝利において、4番人気で障害初勝利をあげました。9月6日の小倉障害オープンを 7番人気で勝ってオープン馬になった際、レース後の西谷ジョッキーの渾身のガッツポーズが心に残りました。

・H26.09.06(土)小倉1R障害OP レッドキングダム 西谷誠

その後、9月20日の阪神ジャンプステークス (G3) で 4着。重賞の壁は厚いことを知らされました。休み明けの前走 12月6日のイルミネーションステークスは見事勝利。着差はハナ差でしたが、その後ろは 5馬身ちぎって実力を見せました。中一週での G1挑戦。強い相手が揃っていたので、さすがに今回は経験を積むだけになるだろうと思っていましたが・・・まさか勝つとは。

一般的には、中央の平地競争で勝てなかった時点で、地方競馬でやっていくことになるでしょうし、それでも活躍できなければ引退でしょう。でも、障害馬に転向する決断をした松永幹夫調教師、素質を見抜いて乗り込んでくれた西谷ジョッキー等に感謝したいと思います。

なお、主戦の西谷ジョッキーは先約があったらしく、このレースではメイショウヨウドウに乗らざるをえませんでした。でも、西谷ジョッキー自身が代わりのジョッキーの相談に乗ってくださって、北沢ジョッキーに決まったので、乗り替わりの被害を最小限に食い止められたのではないかと思います。NetKEIBAの掲示板の「4コーナーではキングダムの応援をしていましたよ!とは西谷騎手」というコメントを見てホッコリきました。今度は、西谷ジョッキーで G1を勝つキングダムが見たいです。

2014.12.20
12月20日レース後コメント
北沢騎手「今日は本当に馬に勝たせてもらいました。スタートでダッシュする割に二の脚が出なかったり、最初のうちは掛かってどうしようかと思いました。それでも障害はスピードが落ちることなく無難に飛んでくれましたし、前とあまり離されなかったのも良かったですね。3コーナーで少し手応えが悪くなった時は、さすがに掛かったぶん苦しくなったかと思いましたが、直線に入って真っ直ぐに向けたらまた伸びてくれました。本当に偉い馬です。正直あまり上手く乗れなかったですが、初めて大きいところを勝てて嬉しいですし、ずっと乗って障害を教え込んでくれていた西谷騎手にも感謝ですね。まだ若いですし、これからがとても楽しみな馬だと思います。今日はありがとうございました」

(参考)

キングダム 中山大障害! (スタッフブログ)

【中山大障害】レッドキングダム豪快差し!重賞初制覇 (スポニチ)

【中山大障害】レッドキングダムが戴冠 (デイリー)

レッドキングダムが初制覇 競馬の中山大障害 (日本経済新聞)

失意と栄光の間【前】

新王降臨

(追記)

現在、私が一口馬主である馬は下記です。

レッドキングダム

レッドラヴィータ

プレイガール13 x キングカメハメハ

ディソサード13 x スウィフトカレント

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レッドラヴィータ

By , 2014年3月18日 6:07 AM

一口馬主になっていたレッドラヴィータが、待望の初勝利をあげました。強い内容でした。このくらいの距離が合っていることがわかったのは収穫でした。

ここ数年はほとんど競馬はしていなくて、自分が一口馬主になった馬のレースの馬券を少額買う程度ですが、今回は 万馬券を美味しく頂きました。なかなか孝行もののラヴィータちゃんです (*^_^*)

今後のレースも期待しています。

・2014年 3/15 中京5R 3歳未勝利 レッドラヴィータ

私はレッドラヴィータの他に、レッドキングダム、レッドメテオの一口馬主です。鳴かず飛ばずだったレッドキングダムは、障害レースのトレーニングを開始したそうです。デビュー戦で惨敗したレッドメテオは、ダート路線に変更になりました。障害、平地芝、平地ダート・・・三者三様でなかなか面白いです。

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正月休み

By , 2014年1月6日 10:29 PM

正月は、1月1日までがオンコール当番だったので、1月2日から帰省しました。以下、日記です。なかなか充実した正月休みでした。

1月2日

羽田空港から空路で岡山空港へ。ボーイング 787は久しぶりでした。乗り心地良く、乗り込んだ後に、うとうとしていたら、いつの間にか空の上にいたのでびっくりしました。ただ、前回乗った時には座席前に液晶画面があったのですが、今回はありませんでした。席が 7番と、前の方だったからなのか、それとも別の理由なのかはよくわかりません。

機内では、隣の席の 3歳児がはしゃぎ回っていて、靴で膝を蹴られたので、「せめて靴を脱がせておいてくれよ」と思いました、でも、降りるときに母親が「○○ちゃん、ごめんなさい、は?」と指示して、愛くるしく周囲の座席に「ごめんなさい」してお辞儀をしているのを見て、なんだか和みました。

自宅に着いてからは、妹の夫が送ってくれた尾崎牛ですき焼きをして、私が取り寄せていた蟹をつまみました。用意した日本酒は、伯楽星大吟醸、伯楽星雄町、日高見、綿屋、丹澤山ひやおろし。飲みながらハーゲン弦楽四重奏団/メイエによるモーツァルトのクラリネット五重奏曲の DVDを見ていて、気がついたら寝ていました。メイエの夫は、バス・クラリネット奏者で、岡山県津山市にも来たことがあるらしいですね。

1月3日

大山乗馬センターに行って、2鞍レッスンを受けました。乗馬は半年ぶりです。まずは、軽速歩からおさらい。踵が上がっていたので、そこを直されました。踵を下げると、重心を前にしたときに、それ以上体が突っ込まないメリットがあるようです。

次に、駈歩をしました。一番注意されたのは、肘が伸びること。肘が伸びているということは、体の重心が馬の後ろの方にあるということで、馬にブレーキがかかってしまうのです。次に注意されたのが、膝で馬をしっかり挟んで腰を使うこと。動きが小さく、遅くなっていってしまうのは、楽をしようとしているからで、そうすると馬は止まってしまいます。これらを意識するだけでも頭がパンクしそうなのに、「鞭」と声がかかると頭が空っぽになってしまい、結構パニックになりました。一度、右足で脚を入れながら、右手の鞭を打ったら、自分の足を打ってしまい、コントをやっているようでした。トレーナーの方は、「毎日通っている方だったら、1つずつ体に覚えて貰うのだけど、1年に1回だと沢山のことを同時に覚えてもらわないといけないのです」と仰っていました。まだまだ先は長そうです。

帰宅する時、近くのブックセンターに寄って「将棋世界」を探そうとしたら、車から降りた瞬間に、頭に鳥の糞をかけられました。ウンがあるとか言うし、縁起が良いのかしら?

夜は、蟹と鍋を堪能しましたが、疲れていたので、21時頃には眠ってしまいました。

以前帰省した時は、「結婚はまだか」としつこい親に激怒したのですが、その後「あなたがしつこく結婚の話をするから、あの子が家に寄りつかなくなるじゃない」と母親が父親に連日説教をしたらしく、今回は結婚の話題は出ませんでした。それはそれで寂しいものです。

1月4日

医局の忘年会で当たった肉を自宅に送っていたのですが、これまで食べる暇がなかったので、朝からステーキにして食べました。

11時頃に、小中学で同級生だった馬券オヤジ氏が自宅に迎えに来て、京都に出かけました。途中から高速道路が渋滞していたので、吉川ICで降りて、一般道を使いました。京都に着いたのは、17時頃。ホテル「サンライン」付近の有料駐車場は、正月のみ終日 60分 500円 (上限なし) という信じられない価格設定で、少しでも安い駐車場を探して彷徨いました。

チェックインを済ませてから、予約していた虎杖に飲みに行きました。行きたかった店の多くが閉まっていた中、幸いここは空いていました。風情のある店で、料理も美味しかったですが、1合単位で頼める日本酒が「虎杖」という銘柄しかなく、この日本酒がイケてなかったのが残念でした。あと、鍋料理も、うどんとかおじやとか出来ればもっと良かったのですが。

食事を終えてから、JIVEという Beer barを見つけ、京都の地ビールやベルギービールを堪能しました。お互いの抱える結婚問題について 23時頃まで語り明かし、ホテルに戻りました。

1月5日

午前 8時にホテルをチェックアウトして、京都競馬に出かけました。みんな暇なのか、G1の日くらい混んでいました。この日は、1レースから 11レースまで少しずつ馬券を買って、ほんの少しだけマイナスでした。

馬券オヤジ氏は病気の母親の世話があるとのことで、16時に京都駅で別れました。予約していた新幹線の時間まで暇がかなりあったので、京都駅内を散策しました。

まずは、「美術館えき Kyoto」の「茶の湯釜の特別展」。1月15日まで開催されています。釜だけじゃなくて、千利休が使っていた茶碗とかも展示されてました。昔読んだ茶道の本を思い出しながら鑑賞しました。様々な種類の釜を見て、茶の湯に使う釜というのは、形状において、かなり自由度が高いものだというのが勉強になりました。外に出ると、この美術館が入った建物が囲む階段は、綺麗にライトアップされていました (, , )。

19時6分発の N700系のぞみに乗って、東京に戻りました。

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ヨナグニウマ

By , 2013年10月13日 2:19 PM

10月9~11日で沖縄に旅行し、10月10日にヨナグニウマに会ってきました。うみかぜホースファームに 10月9日深夜にメールして (経験鞍数は 30鞍と申告)、10月10日昼前に返信を確認して、10月10日14時から騎乗という慌ただしい日程でしたが、過去の乗馬の中で最高の経験でした。

乗馬クラブは妹夫婦の住む沖縄市から車で 30分くらい。道路補修で外乗ができず、「海馬遊び+暴れん坊将軍ごっこ」コースを選んだので、水着素材の服をデパートで買ってから乗馬クラブを訪れました。乗馬クラブにはレンタル靴があり、私の足サイズ 27.0の他、25.0くらいの靴がたくさんありました。極端に大きなサイズや小さなサイズはなさそうだったので、レンタルを希望される方は予めメールで確認しておいた方が無難でしょう。

乗馬クラブでは大型犬、猫、ニワトリがお出迎え。契約書にサインをしてから、立ち読みして欲しくなった馬語手帖を購入し、ヨナグニウマ 2頭を乗せた馬運車と共に海岸に移動です。

ヨナグニウマはポニーの一種で、与那国島に生息しています。現在では 100頭前後と希少で、与那国町の天然記念物に指定されています。繁殖及び 2歳までの育成・調教は全て与那国島でおこない、その後本土で仕事する馬と、島に残る馬に分けます。私が会ったヨナグニウマは本土組です。

海岸につくと、早速馬にまたがりました。私が普段乗っているサラブレッドなどの馬と比べて半分くらいのサイズ (体重 200~250 kg) で、台を使わず直に乗ることができました。歩かせてみると、少しバランスが取りにくいように思いました。並足で少し散歩してから、速歩に移行しました。トレーナーの方によると、ヨナグニウマは歩くテンポが速すぎてリズムが取れないので、軽速歩というのはないらしいです。

速歩に慣れるといよいよ駈歩です。綺麗な砂浜、オーシャンブルーのすぐ脇を暴れん坊将軍のように駆け抜け、とても気分が良かったです。

与那国馬

与那国馬と砂浜を歩く

砂浜を何往復かすると、トレーナーの方が「競馬をしてみましょうか」と持ちかけてきました。スタートラインは砂浜の流木、ゴールは海岸に見える岩。「ヨーイ、ドン」で競争しましたが、気が急いた私がバランスを崩し、馬が減速して惨敗・・・orz。しかしトレーナーの方は「今日はレッスンじゃなくて遊びですから、細かいことは気にせずに楽しんでください」と優しく声をかけてくださいました。与那国島では、裸馬に乗って若者が草競馬を楽しんでいるそうです。

それから、馬に乗って海に入りました。与那国島では、暑い日とかにヨナグニウマは水に入って涼んだりします。母馬が海に入るのを見た仔馬は、最初は怖がって浜辺から見ているのですが、少しでも母親の側に居たくて、意を決して海に飛び込んでバタバタしているうちに泳げるようになるのだそうです。本州の馬や欧州のサラブレッドは、そういう環境で育っていないので海を怖がって入ることはないようです。

与那国馬2

与那国馬と海に入る

海に入って散歩した後、トレーナーが「尻尾つかまりをやりませんか?任意ですが」と聞いてきました。与那国の人たちがやる遊びのようです。二つ返事で行うことにしました。

まず、馬の尻尾の毛を束ねて、片手でそこに捕まります。あとは馬が海の中を歩くので、人がそれに引っ張られて泳ぎます。私は右手で尻尾を掴み、ある程度速度がついてからは、馬に引かれながら四肢を大の字に広げて仰向けになって浮いていました。綺麗な空を眺めてボーっとして、最高に心地よかったです。

帰りは近くにあるシャワーを紹介いただき、現地解散となりました。

また沖縄に行く機会があれば必ず訪れるつもりです。乗馬に興味がある方は是非遊びに行ってみてください。

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