6月20日12時24分配信 読売新聞
大学生は男女とも9割が、将来の結婚相手に「料理ができる」ことを期待している--。内閣府食育推進室が実施した「大学生の食に関する実態や意識についてのインターネット調査」で、こんな結果が出た。
結婚のために積極的に活動する「婚活」が注目されているが、同室の担当者は、「食育に関心を持ち、料理を勉強することは将来、損にならないはずだ」と、料理は「婚活」に役立つとアピールしている。
調査は2~3月にかけて実施。全国の大学生1223人(男性705人、女性518人)に食育への関心や食生活について聞いた。
将来の結婚相手について、料理が「できることを期待する」「少しはできることを期待する」と答えたのは男性90・2%、女性89・5%で、ともに9割前後に上った。
これに対し、実際に料理をする頻度について聞いたところ、「週に1回未満~全くしない」と答えたのは男性46・7%、女性38・8%。それぞれ最も多く、男女とも2番目に多かった「週に4日程度~毎日」(男性23・5%、女性24・7%)を大きく上回った。
ふと、以前上司が酒の席で話していたことを思い出しました。
「昔はコンビニもなかったから、料理が出来ないと生きていけなかったんだ。料理が出来ない奴は、ひもじいから結婚するしかないだろ?それで俺は結婚したんだ。
今は、コンビニで飯を買えばいいから、みんな結婚が遅くなったね」
上司の結婚の裏に、そんな事情があったと知りました。私は週の食事の半分以上がコンビニ弁当という生活を 15年くらい続けていますが、何となく言っていることがわかる気がします。
ちなみに、みぐのすけ家の家訓は「男子厨房に立ち入らず。ただ入りて酒を盗む」だと幼い頃に聞きました (^^;
足利事件で犯人とされ、刑を受けた人物が釈放されました。DNA鑑定に誤りがあったそうです。
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6月1日13時2分配信 毎日新聞
◇きょうから道交法改正
75歳以上の高齢ドライバーが運転免許を更新する際、記憶力や判断力を調べる「講習予備検査」が、1日の改正道交法施行により義務づけられる。検査結果などによっては医師の診察を受けなければならず、そこで認知症と診断された場合には免許が取り消される。県内でも高齢運転者による人身事故は年々増加しており、県警交通企画課は「高齢だから必ず危ないというわけではないが、認知症のドライバーもいるはず。大事故になる前に見つけられれば」と話している。【稲生陽】
県内の75歳以上の運転免許保有者は全体の約4%にあたる3万6839人(今年4月末現在)で年々増え続けているが、高齢者からの免許返納はあまり進んでいない。昨年は過去最高の85人となったが、全国では5番目の少なさ。下にはいずれも滋賀より人口の低い県が並んでいる。
一方、75歳以上の運転者による人身事故も増え続けており、今年は4月末現在で115件と過去最高の昨年を上回っている。昨年9月に豊郷町の町道であった軽トラックによる軽傷ひき逃げ事故では、運転していた愛荘町の農業男性(82)が事故後に認知症と診断された。事故で運転席の窓ガラスが割れても、気付かずに走り続けていたという。
今回の法改正では、75歳以上には免許更新時の検査を受けることを義務付けた。そこで「記憶力・判断力が低くなっている」と診断され、更新の前後に交通違反があれば専門医の臨時適性検査を受けることになり、認知症と診断されれば免許取り消しとなる仕組みだ。警察庁によると、記憶力・判断力の低下と診断されるのは全体の3%ほどという。
◇運転やめるよう説得、守山野洲医師会取り組み
認知症患者は02年の道交法改正から免許取り消しの対象となっているが、これまでは取り締まりや患者が自ら申告する制度はなかった。診断書を出す医師もそのことを知らない人が多かったため、県内では医師会が中心になって患者に運転をやめさせようとする動きもある。
守山野洲医師会では昨秋、守山署や両市と認知症患者に運転をやめてもらうための勉強会を初めて開催し、診断書に車を運転させないよう注意を付記するという活動を続けている。これまで診断書まで書いたのは数人にとどまっているが、家族を通じて患者に運転をやめてもらうよう説得している。中心となった同医師会の北野充理事(52)は「認知症のドライバーはまだたくさんいる。事故防止のため、医師も積極的にかかわっていく必要がある」と話している。
認知症が疑われた方の多くが神経内科を受診するのでしょうが、下手すりゃ全員に高次脳機能検査、採血 (血算・生化学一般、ビタミン、アンモニア、梅毒、甲状腺機能など)、頭部 MRI、脳血流 SPECT等検査が必要になりそうですので、外来が大変になりそうです。急にみんな来院したら、外来パンク状態になりかねないと危惧しています。
それよりかさ、高齢現役医師とか国会議員の認知症検査はいらんのかいな・・・なんて。
(追記)
認知症のスクリーニング検査で行う高次脳検査があるのですが、問題点として慣れ効果もあるので、繰り返し練習すれば実力より高得点がとれてしまうのです。研修医が繰り返し HDS-R検査して、18点→25点となった症例を思い出しました。もちろん評価にはなりません。問題を覚えると点数が上がってしまうことがあるので、気をつけないといけませんね。
認知症の方の運転の問題については認知症の種類によっても異なり、例えばアルツハイマー病の方は健忘のため道がわからなくなって引き返すときに事故をすることが多く、前頭側頭型認知症の場合は道路を逆走するなど反社会的行動で事故を起こすことが多いと言われています。
朝日新聞がインタビュー内容を捏造し、それを削除した事件がありました。全然話題になりませんでしたが、先月の話です。
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ちょっとバタバタして、しばらくブログを更新していませんでした。近況を少し報告です。
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全国医師名簿
こんなビジネスもあるんだな・・・と。あまり良い気持ちがしませんね。マンション販売の勧誘電話とかも、こうしたデータベースを元にしてるのかな。
久しぶりに掃除しました。床に散らばった論文が足に張り付いて、歩くのに不自由するようになったからです。論文をファイリングして本棚へ・・・。
しかしっ!
集めた論文で本棚2つ、医学書で本棚2つ、音楽の本/楽譜に本棚2つ、DVDに本棚 1つ、CDに CDラック (3000枚収納) ・・・。部屋がどんどん倉庫化していきます。
そして、本棚も割と大きいの買ったのですが、すでに入り切らなくなってきています。本の一部はソファーベッドの下やベッドの下の収納スペースに入れていますが、それでも入りきらないものは床に積み上げています。どこかで雑誌を溜めすぎて床が抜けたというニュースがありましたが、うちは大丈夫だろうな・・・。
今日大分整理したおかげで、生活スペースが確保できました。自由に使えるスペースが 4畳分ほどあるので、そこに最近将棋連盟 Digital Shopで買った将棋盤(足付六寸桂盤、竹風作 彫駒 源兵衛清安書)を据えて、残ったスペースで楽器を練習することにします。
4月14日15時42分配信 産経新聞
電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、無罪を主張していた防衛医科大学校教授(63)=休職中=の上告審で、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は14日、教授を懲役1年10月の実刑とした1、2審判決を破棄、逆転無罪判決を言い渡した。教授の無罪が確定する。最高裁が痴漢をめぐる事件で逆転無罪判決を言い渡したのは初めて。5人の裁判官のうち、2人が反対意見をつけた。
同小法廷は「満員電車内の痴漢事件においては、特に慎重な判断が求められる」との初判断を示したうえで、「被害者の供述は不自然で信用性に疑いがある」と指摘した。痴漢事件をめぐる捜査や裁判に影響を与えそうだ。
教授は平成18年4月18日朝、小田急線成城学園前駅から下北沢駅までの間を走行中の電車内で、女子高生=当時(17)=の下着の中に手を差し入れるなどして逮捕、起訴された。
1審東京地裁は平成18年、女子高生の供述の信用性を全面的に認め、教授を実刑とした。2審東京高裁は、女子高生が成城学園前駅より前にも痴漢行為を受け、成城学園前駅でいったん電車を降りたにもかかわらず、再び教授と同じ位置関係の場所に立ったことについて、「いささか不自然」と指摘したが、1審判決を支持、教授の控訴を棄却した。
教授は一貫して無罪を主張。弁護側は「指から下着の繊維が検出されていない」などと主張していた。
検査の世界では、感度、特異度という概念があります。すなわち感度を高くすると特異度が低くなり、陰性のものを陽性と誤って判断してしまうことになります。特異度を高くすると感度が低くなり、見逃しが増えます。
痴漢犯罪においても、女性の申告のみで認定していたら (=感度を高くすると)、冤罪が増えます。厳密な証拠を求めたら (=特異度を高くすると)、泣き寝入りする被害者が増えます。そのバランスをどこに置くかは難しいところです。
ただ、大切なことは、刑事事件において疑わしきは被告人の利益、なのです。
私は痴漢をしようと考えたことはありませんが、満員電車に乗るたびに、間違われないかドキドキします。疑われただけで身の破滅になることがあるからです。この教授は社会的名誉を失いかけたわけで、「疑わしきはシロ」の原則に則った今回の判決は画期的だなと思います(ただ、もちろん物的証拠がありクロと判断される場合は、当然有罪とすべきと思います)。
4月13日14時42分配信 読売新聞
新型インフルエンザが流行する可能性が高い場合、首都圏5都県から都心に通勤する会社員の13%が、感染を避けるため、一時的に本人や家族の疎開を検討していることが、国土交通省の住民調査で分かった。
25%は欠勤も検討しており、同省は流行時の都心の昼間人口は最大3分の1にまで減少すると試算している。
調査は、同省国土交通政策研究所が流行時の鉄道の輸送力を検討するうえで、山手線内に通勤する東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城の5都県の在住者にインターネット上でアンケートし、有効回答2000人の結果を分析した。
調査結果によると、「大流行が起きる可能性が高いと報じられた時点で、家族を一時的に移動・転居させるか」との設問に対して、13%が移動・転居させると回答。その対象として本人以外に配偶者のほか、子供、孫を挙げる割合が多かった。
流行時の出勤についての設問には、25%が「出勤しない」と回答。うち17%は「会社のルールは決まっていないが自主的に出勤しない」と答え、7%は「勤務先のルールで欠勤が決まっている」とした。
同研究所の試算によると、鉄道が流行時の対策として、感染しないように1~2メートルの間隔を空けて乗客に乗ってもらうと、ラッシュ時は通常の1~3割程度にまで輸送力が落ち、鉄道会社職員が感染で欠勤すると、さらに輸送力が半減する。今回の住民の疎開意向も踏まえると、山手線内の昼間人口は現在の601万人から最低207万人にまで減るという。
最終更新:4月13日14時42分
電車で疎開する人の中に感染者がいれば、1~2メートルの間隔を空けたとしても、車内に感染者が続出するでしょうね。それに、感染して疎開したら、疎開先にウイルスを広めることにもなりかねません。難しい問題ですね。パニックになった人たちの行動を止める術はないでしょうが。
でも、我々には流行時出勤しないって選択肢はないんだろうなぁ・・・。
勤務中に不動産屋から電話がかかってくることがあります。私が研修医の頃は、勤務先の病院のみならず当直先にもかかってきていました。
大学病院のときには交換台から「○○病院の△△さんから電話です」とかかってきて、電話に出ると「先生、税金対策にマンションはどうでしょうか?」
他院で当直のときには、夜間受付から「当直の先生に」と電話が回されて、電話に出ると「先生、税金対策にマンションはどうですか?」
更に自宅でも、どこで知ったのか携帯電話に「先生、お住まい近くの環七の××というラーメン屋おいしいですよね。ところで税金対策に・・・」
これが診療中か否かにかかわらず週に何回かあり、マンションを買う意思がないこと、迷惑だからかけてこないで欲しいことを何度も伝えたのですが、全然改善されないので邪険に扱ったら、「ぶっ殺すぞ。今からテメーのところ行くからな。」なんて本性を現してきました。
最近は病院側がガードを堅くして取り次がないようにしたので電話はめっきり減り、携帯電話については相手の電話番号を登録して着信拒否にすることでかかってこなくなりました。
私だけかと思ったら、他の複数の医師に聞いても、同じような状態だったようです。脅し方まで(笑)。Bermuda先生もブログで取り上げています(コメント欄も面白いです)。
毒舌ドクターBermudaの三角形な気持ち-マンション-
どうやら関西の不動産屋数社がやっていることのようで、一部上場の会社まであるのですから、世の中わからないものです。こういうのって、ネット検索するとひっかかりますから、不動産会社を選ぶ前には調べた方が良いかも知れません。