ここ数日続いた春の雪もやみました。風は強いものの以前よりは暖かくなってきています。・・・と文章を書き始めたところで、外が吹雪であることに気付きました。
昨日は、仙台で学会発表をしてきました。仙台駅で降りたのは初めてで、もう少しいろいろと巡りたかったと思っています。郡山から新幹線で1時間くらいなので、今度は時間がもっとある時に行きたいものです。
最近、「モーツァルトの音符たち」という本を買いました。非常に読みやすい本です。読んでみて、何故モーツァルトの音楽が心地よいか、そして彼がどれだけ新たな試みをしているか良くわかりました。多少の音楽の基本知識があった方が、読んでいて面白い本です。音楽というのは、勉強した分だけ新たな事実が見えてきて、同じ曲も違って聞こえることがあり、また面白いものです。もちろん、ただ聴いていても楽しいものですが。
それから、旅路のモーツァルトというDVDを購入。モーツァルトの旅した土地を、音楽にのせて紹介するといったもの。モーツァルトがイギリスで競馬をしていたりといったエピソードを見ると、思わず微笑んでしまいます。
春は人事異動の時期で、同僚の医師達も数人入れ替わります。寂しい気もしますが、その分また新しい人との出会いもあり、人生とはその繰り返しかなと考えてみたりします。
「あけましておめでとうございます」から、少し時間が経ってしまいましたね。
正月は実家に2年ぶりに帰り、中学校時代の友人達と杯を交わしました。昔から仲の良かった5人で飲み、懐かしさを共有しました。そのうち、結婚しているのは1名のみ、数年後飲むとき、既婚者は何名でしょうか。4人とも、そんな雰囲気のかけらもありませんでしたが。
元日は、親戚の家で過ごしました。その為、お世話になった叔父の仏壇の前に座る機会も得られました。なかなか岡山まで帰る機会がないので、気に掛かっていたのですが、線香をあげられてほっとしました。その後、親戚と飲みましたが、FM-Yokohamaでニュースを読む仕事をしていた従姉妹が、現在NHK-BSで外国語ニュースの日本語吹き替えなどの仕事をしているそうです。NHK-BSで伝えているBBCのニュースの声が、従姉妹の声だと知ってびっくりしました。気付かないものですね。
郡山に戻ってきてからは、相変わらず雪が続いています。それも生活の一部となり、あまり気にならなくなりました。しかし、来週は訪問診療で猪苗代に行きます。猪苗代の雪の深さは郡山の比ではないそうです。大変そうだという意識と同時に、どのくらいなのか楽しみです。
今日で今年も終わりです。1年間の締めくくりです。
仕事の方ですが、臨床は従来通りです。論文については、「太田総合病院年報」2本、「日本臨床」1本、「運動障害」1本、「内科専門医会誌」1本、「薬局」1本執筆することが出来、大分書き方もわかってきたので、来年はもっとペースを上げたいなと思っています。
競馬は、夏までは好調でしたが、有馬記念でディープインパクトの敗戦とともに終了でした。しかし、競馬界を盛り上げてくれる名馬の誕生に、1年間楽しむことが出来ました。
音楽では、バッハのシャコンヌを舞台で演奏し、現在無伴奏パルティータ第1番の練習にかかっています。聴く方でも、「Bach大全集」「Mozart」大全集など、勉強になりました。
その他、ヨーロッパ旅行を楽しんだり、友人にも恵まれ、楽しい一年でした。来年は、更に良い一年にしたいと思います。とはいえ、来年の一番の目標は、良い女性と巡り会うことかな♪
11月22日、大学時代の親友 Tomoの家に遊びに行ってきました。親友が仕事で遅くなるということで、ヴァイオリンのレッスンを受けて、午後9時半くらいに伺ったのですが、親友の彼女は次の日が仕事とのことで、迷惑をかけてしまったようです。
でも、一緒に鍋をして、とても楽しい時間を過ごせました。考えてみると、国家試験前が終わった日に彼の家で飲んで、その2年後くらいに一緒に食事をして、それ以来なので、非常に懐かしかったです。彼は外科4年目、私は内科4年目なので、それぞれ専門分野が全然違って、その意見交換といった意味でも楽しめました。最後は3人で、ボジョレーヌーボー3本空けて寝ました。今度は是非郡山に招待したいと思っています。
その日のヴァイオリンのレッスンですが、バッハの無伴奏パルティータを和声の面から教わり、非常に勉強になりました。
今一番のおすすめの本は「音楽の形式(門馬直衛著)」です。一部形式~複合三部形式、ロンド形式、ソナタ形式など、非常にわかりやすく解説しています。今まで漫然と聴いていた曲が、全然違って聴こえるようになりました。モーツァルト、ベートーヴェンなどは、形式を理解せずして語れない音楽で、彼らが如何に苦心していたか良くわかりました。
数日前に磐梯山に雪が降り、その麓では紅葉が非常に綺麗です。
Bach大全集を聴いた後、何を聴こうかと思っていましたが、たまたま近くのCD屋でMozart大全集(170枚組)を発見し、聴き始めています。現在は交響曲を聴いているのですが、ほとんどが典型的なソナタ形式でかかれており、形式を勉強する上でも良いですね。そういえば、門馬直衛著の「音楽形式」(音楽之友社)はお勧めです。門馬直衛さんは、門馬直美さんの父で、和声の知識は最低限で読めるようになっています。ソナタ形式について多少知ると、鑑賞の喜びが倍増します。
今月は、論文の締め切りが2本あり、そのほかの私用も多いので、なかなか忙しい月になりそうです。幸い、毎朝5時に目覚める生活習慣となってきたので、CDを聴きながら頑張ります。
ここのところ急に寒くなり、暖房が稼働を始めました。近くでは初霜を記録したそうです。
10月16日、かつて所属していた「室内楽アンサンブル部」の定期演奏会を聴きに行ってきました。
初心者から始めた人が多く、なかなか練習時間も限られる中、すばらしい演奏を聴かせて頂きました。
その後は、打ち上げに徹夜で参加し、始発の新幹線で帰ってから仕事に行きました。良い思い出になりました。
10月23日は、ディープインパクトが史上2頭目の無敗の三冠馬に挑戦します。今から楽しみです。
いよいよ明日、ヨーロッパに旅立ちます。今回はルツェルン音楽祭を楽しんだ後、ウィーンに寄ってから日本に戻ります。
タイトルは、ナタン・ミルシテインの「ロシアから西欧へ」という本から。ミルシテインは俺の大好きな演奏家で、解釈の一つ一つにきちんとした理由があります。
この本には、彼の親友のホロヴィッツ、ピアティゴルスキーとの思い出、他に、イザイ、エリザベート王妃、クライスラー、ストラヴィンスキー、トスカニーニ、バランシン、あるいはピカソ達との思い出まで記されています。当時激動のソ連にあって、歴史に名を起こす人たちとの交流を含めて、自分の芸術のあり方を追い求めた生き方には、読んでいて引き込まれました。
彼のようにはなれないとはしても、自分にとって何か成長出来るような旅にしたいと思います。
盛岡での発表は無事に終了しました。9月9日に盛岡について、研究会に参加して夜はメトロポリタン盛岡で打ち上げ。翌日が発表でした。胃腸の具合があまり良くなかったため、わんこ蕎麦は回避して、同じく名物の冷麺を「ぴょんぴょん舎」で食べて郡山に帰りました。
時間があったので、岩手医科大学の近くで、本を購入。
①決断力(羽生善治、角川oneテーマ21)
②世界を救った医師-SARSと闘い死んだカルロ・ウルバニの27日-(カルロ・ウルバニ取材班, NHK出版)
③ジプシー(アンガス・フレーザー、平凡社)
④医療倫理1, 2(グレゴリー・E・ペンス、みすず書房)
①は帰りの新幹線で読みました。一流の人の言葉には説得力があります。将棋の技術的な話は書いてありませんが、普段あるべき姿勢について勉強になりました。
②も今日読みましたが、久しぶりに本を読んで泣きました。彼がいなければSARSのWHOの初期対応は1ヶ月遅れていたといわれ、日本でアウトブレイクが起こったとすれば、ひょっとしたら私も病院で感染していたかも知れません。命を賭して情報を世界に発信した唯一の医者でした。医学的な考証もしっかりしていますし、専門用語がほとんど使われていないので、一般人も普通に読める本です。私も知らなかったSARSの臨床経過をこの本を通じて知ることができました。
他の本については、ゆっくり読んでいきます。
8月16日に宮城県沖でかなり地震がありました。ニュースを見ていると、北陸や中部地方まで揺れたようです。そのとき私はちょうど、医局でくつろいでいる途中でしたが、揺れると同時にHCUに走り人工呼吸器などを確認。それからテレビで情報収集してました。郡山は震度5強でした。先日の東京といい、行く先々で地震があるなという印象です。
旅行の準備は着々と進んでいます。昨日、ルツェルン音楽祭から、コンサートチケットが届きました。9月15日のMondrian EnsembleとKremerata Baltica/ Kremer/ Uljonaです。飛行機のチケットは今年はH.I.S.を利用してみたのですが、昨年の旅行に比べて費用を1/3くらいに削減出来そうです。ただ、残念なことに、飛行機がロンドン乗り換え。昨年の旅行のようにテロ犯に間違われないようにしなければ(笑)。
先日の発表会は、チューニングが途中からどんどん狂っていったことを除けば、満足のいくものでした。
昨日、「運動障害研究会」での発表で東京に行ってきました。発表した20分後くらいにティータイムでくつろいでいると、ドンと衝撃がありました。携帯でwebを見て原因を調べようとしましたが、上手くつながりません。同席していた人が、家に電話して、震度5くらいの地震だと教えてくれました。夕方の時間帯でしたが、地震の規模に比較して、特別に大きな被害は出なかったそうで何よりです。しかし、偶然東京に行った時で間の悪さを感じました。その日は友人宅に泊めてもらう予定だったのですが、電車が1時間30分くらい動かなくて不自由しました。
夏休みはルツェルン音楽祭に行こうかと思っていろいろと調べています。