11月22日、大学時代の親友 Tomoの家に遊びに行ってきました。親友が仕事で遅くなるということで、ヴァイオリンのレッスンを受けて、午後9時半くらいに伺ったのですが、親友の彼女は次の日が仕事とのことで、迷惑をかけてしまったようです。
でも、一緒に鍋をして、とても楽しい時間を過ごせました。考えてみると、国家試験前が終わった日に彼の家で飲んで、その2年後くらいに一緒に食事をして、それ以来なので、非常に懐かしかったです。彼は外科4年目、私は内科4年目なので、それぞれ専門分野が全然違って、その意見交換といった意味でも楽しめました。最後は3人で、ボジョレーヌーボー3本空けて寝ました。今度は是非郡山に招待したいと思っています。
その日のヴァイオリンのレッスンですが、バッハの無伴奏パルティータを和声の面から教わり、非常に勉強になりました。
今一番のおすすめの本は「音楽の形式(門馬直衛著)」です。一部形式~複合三部形式、ロンド形式、ソナタ形式など、非常にわかりやすく解説しています。今まで漫然と聴いていた曲が、全然違って聴こえるようになりました。モーツァルト、ベートーヴェンなどは、形式を理解せずして語れない音楽で、彼らが如何に苦心していたか良くわかりました。
昨日の午後から訪問診療に行ってきました。毎月2、3回行っているのですが、山の方のお宅を訪ねると、すでに雪が舞っていて、びっくりしました。
患者さんから聞いた話ですが、以前家の軒先に燕が巣を作っていたそうです。しかし、ある日あまりに鳴き声がうるさいので行ってみると、蛇が巣に進入して雛を食べていて、親鳥が周りを飛び回って鳴いているようなのです。訪問診療を受けるような、あまり元気でないおじいさんですが、棒を使ってなんとか蛇を追い払ったそうです。以後、時々親燕が家の中に挨拶しにくるとおっしゃっていました。なかなかの美談ですね。
昨日の夜は、福島県立医科大学に新薬の講習を聞きに行ってきました。脳梗塞超急性期(発症3時間以内)に使用できる新薬(rt-PA;商品名アルテプラーゼ、グルトパ)の講習です。使用するための条件が厳しく、適応が限られる薬剤ですが、臨床試験では使用した37%の人がほとんど後遺症なく回復しています。しかし、致死性の出血性梗塞に移行する可能性も2.9%(使用しない場合0.3%)存在します。いずれにしても、治療の選択肢が広がっていくことは確かです。
数日前に磐梯山に雪が降り、その麓では紅葉が非常に綺麗です。
Bach大全集を聴いた後、何を聴こうかと思っていましたが、たまたま近くのCD屋でMozart大全集(170枚組)を発見し、聴き始めています。現在は交響曲を聴いているのですが、ほとんどが典型的なソナタ形式でかかれており、形式を勉強する上でも良いですね。そういえば、門馬直衛著の「音楽形式」(音楽之友社)はお勧めです。門馬直衛さんは、門馬直美さんの父で、和声の知識は最低限で読めるようになっています。ソナタ形式について多少知ると、鑑賞の喜びが倍増します。
今月は、論文の締め切りが2本あり、そのほかの私用も多いので、なかなか忙しい月になりそうです。幸い、毎朝5時に目覚める生活習慣となってきたので、CDを聴きながら頑張ります。
最近、非常に冷え込んできて、吐く息が白くなってきたので、車の温度計で見てみると、外気温6度でした。郡山の厳しい冬が近づいていると感じました。
今日、数ヶ月前から聴いていたBachの全集を聴き終えました。全160枚組と、なかなかなのボリュームでした。「Brilliant classics」というレーベルでしたが、演奏はなかなかでした。その他、バッハの全集としては、「hanssler edition」「teldec」と書かれたものを持っており、枚数もそれぞれ150枚前後とかなりの枚数で、全部聴こうと思うととても時間がかかりそうです。いずれ聴いていこうかと思います。「Rubinstein」の96枚組全集と、どちらから聴いていくか考えたいと思います。
バッハをずっと聴き続けることで、いろいろなことが見えてきました。特に参考になったのは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ、パルティータが様々な楽器に編曲されていたことで、違う楽器で演奏されて初めて気付かされることがありました。自分の演奏に反映されると良いのですが・・・。