トイレの水

By , 2008年10月9日 10:31 PM

ネタとして、ちょっと看過できないニュース。

トイレの水飲む「野田聖子式」新人研修、4割が退社—江蘇省南京市

9月25日13時13分配信 Record China

2008年9月24日、華商報は新人研修のメニューとしてトイレ掃除を取り入れた不思議な会社について紹介した。なんと日本の野田聖子消費者行政担当相のエピソードから学んだものだという。

その新人研修を行っているのは江蘇省南京市の玉細工メーカー。新入社員の最初の仕事はなんとトイレ掃除。しかも手袋をつけることは許されず、素手でぴかぴかに磨き上げなければならない。しかもきれいに掃除したことを証明する意味で掃除が終わった後でトイレの水を飲まなければならないという。いじめではと思うような新人研修だが、研修を担当する林楓(リン・フォン、仮名)さんはいつも自分で率先して飲んでみせる。

この風変わりな新人研修は日本の野田聖子消費者行政担当相から学んだもの。大学卒業後、帝国ホテルに就職した野田大臣が初めてやった仕事はトイレ掃除だった。お嬢様として育てられた野田大臣だけに当初は抵抗感もあったというがまじめに取り組んだ。そのうちにきれいに磨いたとのプライドを持ってトイレの水を飲んだことまであるのだとか。

この新人研修は甘やかされて育った「小皇帝世代」の若者たちには厳しい試練、受け入れられずに約4割の新入社員が退社するという。ただしこの厳しい試練を乗り越えて残った社員は「全員が優秀です」と林さんは話した。(翻訳・編集/KT)

まず、医師として、トイレの水のような非衛生的なものを飲む行為は絶対に避けるべきであることを挙げたいと思います。いくら綺麗に掃除したといっても、肉眼的な清潔と、感染症医学からみた清潔は異なります。肉眼的にどれほど綺麗にしたとしても、どのような細菌に感染するかわかりません。それにトイレ掃除に用いる洗剤が一部残留していた場合、人体に毒性がないと言い切れるでしょうか?

野田聖子氏は消費者行政担当相になられたそうですが、衛生学的判断は誤らないで貰いたいものです。

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ものはいいよう

By , 2008年10月8日 10:27 PM

先日、帰宅中に練馬駅前に人だかりが・・・。

菅直人が民主党候補の応援演説をしていました。「○○君は、エリートなんです。一流企業で、今の何倍も収入があったのを投げ打って、日本を何とかしないといけないと国政へ・・・」という趣旨。

翌日、その候補が演説をしていました。「私は、皆さんと同じサラリーマンで・・・」と。ものは言いようだと思いました。

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ノーベル賞

By , 2008年10月8日 7:01 AM

日本人3人がノーベル賞を授賞しました。

ノーベル物理学賞に日本人3人

10月7日19時25分配信 産経新聞

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2008年のノーベル物理学賞を高エネルギー加速器研究機構の小林誠名誉教授(64)と益川敏英京都大名誉教授(68)=京都産業大教授、米シカゴ大の南部陽一郎(87)の3氏に授与すると発表した。授賞理由は「小林・益川理論」と「対称性の自発的な破れ」による素粒子物理学への貢献。宇宙や物質の成り立ちにかかわる根源的な現象を解明し、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」を構築した功績が評価された。日本人のノーベル賞は6年ぶりで、共同受賞は初めて。

日本人のノーベル賞受賞者は2002年の小柴昌俊氏(物理学)、田中耕一氏(化学)以来。南部氏は福井県出身で米国籍。物理学賞は故湯川秀樹氏、故朝永振一郎氏、江崎玲於奈氏、小柴氏に続く受賞。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われ、3氏に賞金計1000万スウェーデンクローナ(約1億8000万円)が贈られる。

NHKを見ていると、インタビューアーと、インタビューイの噛み合わないインタビューが面白かったです。アナウンサーも、物理学の素養がないのに、いきなりインタビューしろと言われても、何を聞いていいかわからなかったでしょうね。

「うれしくない」といいながら嬉しそうな笑みを浮かべ、授賞や社会の賞賛を「世俗的なこと」と言い切る益川氏は良い味を出しています。学者たるもの、学問が第一であり、世俗的なことで浮かれていてはいけないと思っているのでしょうが、それでも嬉しさを隠せないところが人間らしいところで、好感が持てます。

彼らの書いた本を読んでみようと思ったのですが、amazonで見ても、著書がなかったり、売り切れだったりで、なかなか手に入らないようです。いずれノーベル賞授賞に関連して、いくつかの本が出るでしょうから、3人分まとめて買って読んでみたいと思います。

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ポーランドを知るための60章

By , 2008年10月2日 11:46 PM

「ポーランドを知るための60章 (渡辺克義編著・明石書店)」を読み終えました。

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