迷惑メールは誰が出す?
「迷惑メールは誰が出す? (岡嶋裕史著、新潮新書)」を読み終えました。
迷惑メールを出す人間は、それによって得する人間に決まっているのですが、結構クリック率、購入率が思ったより良いことに驚きました。これなら送ろうとする人間の気持ちもわかる気がします。
「迷惑メールのリンクをクリックしたことがありますか」 39%がイエス
「迷惑メールをきっかけにして、ものを買ったことがありますか」 11%がイエス
「迷惑メールで詐欺などにかかったことがありますか」 9%がイエス
本書で面白かったのは、迷惑メールを誰が出しているかというより、迷惑メールがどのようにして送られてくるか、詐欺の手口、どのように対処すれば良いかなどについてわかりやすく書かれていたことです。また、迷惑メールの歴史も興味深く読めました。
読むのが遅い方でも、3時間くらいで読める薄い本ですので、興味があると読んでみると良いかもしれません。