AAN2010
米国神経学会 2010が 4月 10~17日に開かれたようです。その時の様子を紹介しているブログを紹介しておきます。海外の学会に参加できなかった者としては、非常に貴重な情報です。
幅広い分野に渡って聞いていらっしゃったようです。以前このブログで紹介した CGRP受容体アンタゴニストもトピックスでしたね。ALSに対する幹細胞移植も気になります。ALSは治療している方も胸が痛くなる病気なので、何とか治療法が開発されないかと思っています。
②東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ-第52回米国神経学アカデミー(AAN)-
主として多発性硬化症についてでした。これから続々と新薬が出てきそうな勢いです。インターフェロンより効果が見込める薬がいくつかありますが、それなりに気になる副作用も知られています。この辺をどうクリアしていくかでしょうか。Neuromyelitis optica (NMO) は日本に多いですが、海外に少ないためか、あまり話題にならなかったようです。