収録

By , 2010年6月3日 10:54 PM

某月某日に某テレビ局の某番組の収録に某所に行ってきました。某日に放送されます。

methyl先生の高校の同級生が某局のディレクターで、急遽収録が必要になったのですが、火曜日に暇している医者なぞそうそう居るものではなく、切羽詰まって methyl先生経由で私に相談されたら私が空いていたという・・・。私は今、救命センター勤務なので勤務が不定期なのですね。それが幸いしました。こんなにすぐに医者が見つかるなんて、そのディレクターは何か持っていますね。

当初は顔出しなしという話だったのですが、知らないうちに色々撮られていて、気が付いたら映像の使用に関する同意書にサインさせられていたという・・・。当日の放送では顔は仕方がないとして、大学名とか名前は出さないように御願いしました。バラエティー色が強いし、番組の内容に私は結構批判的な意見を持っていたものなので。

しかし、テレビの取材に行ってみて、いくつか気付いたことがあったので、箇条書きにしてみます。

・実は番組制作の時間はかなり限られている。今回の収録が決まって医者を捜し始めたのも 2日前だった(医者が見付からなかったら収録自体出来なかったらしい)。
・テレビは絵が命。つまり映像を撮っていないと編集のしようがない。だからとにかく必要と思ったらカメラを回す (50分の映像で 60分の番組を作るのはきつい)。
・現場に来るスタッフのほとんどはかなり若い。雰囲気は学園祭の実行委員的なノリ
・スタッフは非常に臨機応変。若干行き当たりばったりの感があるが、その状況でベストの選択肢を考え、すぐ実行する。「まずやってみる」という姿勢に学ばされるものが多かった。
・若い女性スタッフから御約束の健康相談。でも、凄まじい闘病生活の話を聞いて、何かしてあげられないかという気持ちになって、困ったことがあったら電話相談に応じる約束をした。おいらがギネの医者だったらもっと力になれたのだろうけど。
・収録で彼らは思い通りの結果が得られなかったけれど、一切捏造とかいう雰囲気はなかった。

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