ニールセン

By , 2010年6月22日 11:27 AM

グリーグ、シベリウス、スヴェンセンと北欧の作曲家を紹介してきて、今回はカール・ニールセン

カール・ニールセンはデンマークを代表する作曲家です。父親はペンキ職人で、家庭はかなり貧しかったと言われています。ニールセンは12人兄弟で、父親からヴァイオリンの手ほどきを受けました。

デンマークでは、ドイツから招聘した音楽家達により宮廷音楽は盛んであったそうですが、最も大きな影響を及ぼしたのはニルス・ゲーゼでした。ゲーゼはライプツィヒに留学し、メンデルスゾーンに後継者として認められ、コペンハーゲンに戻ってきました。ニールセンはそのゲーゼの弟子にあたります (「音楽現代」2004年4月号より)。

非常に半音階的な独特な音階で曲が出来ているので聴き手を選ぶかもしれません。ただ、この音階には意味があり、デンマークの民族音楽などに見られる音階なのだと研究者から聞いたことがあります。しかし、演奏しにくいことこの上なく、口の悪いヴァイオリニストは、「ニールセンがヴァイオリニストとはして大成せず、オーケストラの第二ヴァイオリンを弾かされていたので、ヴァイオリニストへの腹いせに弾きにくく書いているんだ」と言うそうです (^^;

この「前奏曲とプレスト」も、協奏曲と共通する音階で書かれているように感じます。この音階、慣れてくると、たまらなくなってきますね。

・Carl Nielsen “Preludio e presto” for solo violin, “Preludio”

・Carl Nielsen “Preludio e presto” for solo violin, “Presto”

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ぺ?

By , 2010年6月22日 11:20 AM

6月21日に韓国人の同僚医師ペ・サンジュン先生(仮名)とザウルスに飲みに行ってきました。

ワールドカップの放送を見ながら世界中のビールが飲める素晴らしいスポットなのですが、客はガラガラ。貸し切り状態に近くてもったいないと思いました。

最近私が立て続けに通って常連っぽくなっていたためか、裏メニューのビールを出してくれました。なんとノルウェーのビール。なかなか味わいのあるビールでした。ノルウェーは税率が高く、福祉を充実させている国という印象がありますが、酒など贅沢品に対する税は滅茶苦茶高く、ビールはあまり売れないのだそうです。ノルウェーには住めないなぁ・・・。

男同士サシでの飲み会が殺伐としていたせいか、途中でペ先生が知人の女性を呼びました。誰?この可愛い人・・・と思ってたら、やたら私のことに詳しくてびっくりしました。

聞くと、われわれと同じ職場で働いているナースらしい。雰囲気が変わるとわからないものです。

聞くところによると、ペ先生はナース達と仲良くなり、ナース控え室でワールドカップを見せて貰えるほどの人間関係を構築しているらしいです。手の早さにびっくりです。

彼は過去にニューヨークで「付き合ってくれるまで地下鉄の線路に寝ているから!」と情熱的な(迷惑な?)告白をしたことがあり、困った女性が仕方なく付き合うことを了解したというエピソードを教えてくれました。なかなか勉強させられるなぁ・・・(ある意味脅迫?)。

さて、今日から6日中5日大学夜勤。残る1日が日勤という殺人的スケジュールです。ペ先生の情熱を見習って(?)、乗り切ります。

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