12月 29日~1月 3日、実家の岡山県に帰省します。西日本はかなり冷え込んで、雪が降っている地域も多いようなので、少し心配です。
実家での過ごし方ですが、12月 30, 31日と大山乗馬センターに行って来ます。余裕があれば、1月 2日にも乗馬したいと思います。白馬に乗った王子様に近づくためには、まずは馬を乗りこなせないといけませんからね。とはいえ、「白馬に乗った」よりも「王子様」というところの方が実現不能という声もチラホラ・・・。うるさいです (^^;
ちなみに、イタリアでは「白馬に乗った王子様」のことを青い王子様:IL PRINCIPE AZZURROと呼ぶらしいですよ。文化の違いって面白いですね。
では、良いお年を♪
2010年12月9日の Neuron誌に、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) に関する興味深い論文が掲載されました。家族性筋萎縮性側索硬化症 (fALS) の新しい原因遺伝子として valosin-containing protein (VCP) が同定されたのです。インパクトの大きな報告であったため、同 Neuron誌の Previewsで Shaw氏が取り上げています。
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Nintendo DSで医療系ソフトが結構充実しているようです。確かに、パターン認識が大切な分野では、この手でのゲームで反復練習するのは良いかも知れません。
神経内科の分野でも、MRIの読影とか、針筋電図の解釈とか、あると楽しいかもしれませんが、購入者層が滅茶苦茶狭いので赤字確定でしょうね。
メディカ出版
トレーニングDSシリーズ
医師や医学生相手だと対象が少ないので、看護師も遊べるようなソフトにして、対象の幅を広げているのが商売繁盛の秘訣でしょうか。私の学生時代には考えられなかったことです。時代と共に色々な学習ツールが充実してくるものですね。
12月11日のブログで、映画「愛の調べ」の感想として、「実際にロベルト・シューマン、クララ・シューマン、ブラームスの間に三角関係はあったのか?その根拠は何なのか?」と書きました。手許にある本にいくつかその根拠が載っていたので順次紹介していきます。実はシューマンの英語の伝記も数冊持っているのですが、今回は読む暇がなかったので、また今度 (その機会は来ないかもしれませんが・・・(^^; )。
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映画「The Piano (ピアノ・レッスン)」の DVDを見ました。タイトル通りピアニストの話です。夫を失ったピアノ弾きが子供を連れて、未開の地に嫁ぎます。そこで不倫をする話。
以前には「ピアニスト」という映画を見ました。M願望のある女性ピアノ弾きが妄想を膨らませる半ば官能映画。
見た映画が多くないから余り語れませんが、女性ピアニストが主人公の映画って、どうしてこういう性的に倒錯して描かれやすいんでしょうね?何だか見ていて嫌になってきました。
ということで、どんな傾向があるか、簡単に過去に見たピアニストの映画を分類してみました。映画名の最後についている♂♀は主人公が男か女かを表しています。クララ・シューマンなどのように高名な演奏家を描いたものは除いてあります。
・主人公が健全な性格をしていて、置かれた環境が特殊という映画
「The Pianist♂」
・主人公の心の影を描いた映画(性的な倒錯がないもの)
「4分間のピアニスト♀」「シャイン♂」
・主人公の心の影を描いた映画(性的な倒錯があるもの)
「The piano♀」「ピアニスト♀」
温厚な性格の女性ピアニストを描いた映画がないということは何を意味しているのでしょう。描いてもつまらないから?それとも実はみんな気性が荒いとか?(笑)
これがピアノ以外の楽器だと・・・
・主人公が健全な性格をしていて、置かれた環境が特殊という映画
「北京ヴァイオリン♂」「オーケストラ♀」「彼らに音楽を♂」「屋根の上のバイオリン弾き♂」「ミュージック・オブ・ハート♀」
・主人公の心の影を描いた映画(性的な倒錯がないもの)
「シャコンヌ♂」「路上のソリスト♂」
・主人公の心の影を描いた映画(性的な倒錯があるもの)
見あたらず
ピアノと他の楽器で結構違うように思いました。
ベートーヴェン大全集を聴き終わりました。全86枚組と聴き応え十分でした。
この手の全集は、これまでバッハとモーツァルトを聴いてきました。一人の作曲家の中に年齢と共に見える変化、或いは好んで何度も使われる音型、旋律の使いまわしなど、感じるところが多かったです。ベートーヴェンの旋律の使い回しは、過去にブログで何度か紹介しましたね。
次はブラームスの全集でも聴こうかと思っています。
あ、以前予告していたブラームスとクララの恋の話を書かなければ・・・。クリスマス・イブにアップすると予告。
34歳男性、発熱、咳嗽を主訴とした1例の臨床経過。
12月10日(金)に某研究所の研究員達と鶴見で飲み会したまでは症状はありませんでした。11日(土)に発熱、倦怠感を自覚するも、ヴァイオリンのレッスンを受け、そのまま methyl先生と池袋に飲みに出掛けました。しかし21時頃、いつになく訪れた睡魔に負け、日本酒2合くらいでダウンし帰宅しました。12日(日)も一日中微熱があり、部屋でゴロゴロしていました。
13日(月)以降、微熱は続いていたものの、何とか仕事を続けていましたが、14日(火)帰宅後に38.8℃の発熱があり、15日(水)は仕事を休みました(14日には HeLa細胞に遺伝子導入をしたばかりで、15日に行う予定だった免疫染色の結果が自分の眼で確認できなかったのは残念でした)。
そして16日(木)、外来に行ったついでにインフルエンザチェックをすると陰性。念のため行った胸部レントゲンも正常でした。そのまま往診に出掛け、帰宅後に熱を測ると37.5℃でした。本調子にはもう少しかかりそうです。
18日(土)には秋田での当直が待っているだけに、早く体調を整えたいです。
今、一番辛い症状は咳です。元々感冒後咳嗽の既往があるから、その関連かもしれません。メジコン、ムコダイン、アレロック、アドエアなど投入していますが、効果は限定的のようです。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番第3楽章「病の癒えたるものの神への感謝の歌(言葉)」でも聴いて紛らわしますかね。
・Beethoven, op. 132, 3rd mvt., Heiliger Dankgesang, string quartet (bar-graph score)
何だか先週末から風邪を引いてしまったようです。12月11日昼くらいから熱が出てきて、高熱ではないものの、微熱がだらだらと続いています。
熱がたいしたことがないかわりに、クシャミと鼻汁が酷いです。マスクはしているものの、バイオクリーンベンチで作業していて頻発するクシャミに、清潔なのか不潔なのかわからない操作になっている気がします。今朝は特に鼻汁が酷くて、鼻の中に大雨洪水警報が出ています。水分取らないと、夜にはミイラになっているかも (^^; ティッシュの消費量が半端ないです。
うちの研究班、ほぼ全員が引いているくらい、風邪が流行ってます。何だか流行り方を見ていると、神戸の学会で貰ってきた気がしてならないんだよなぁ・・・。人集まるところにウイルスの伝播ありです。
巷ではノロ、インフルエンザ共に流行り始めたようです。この言葉を聞くと、冬という気がしますね。うがい、手洗い、マスクといった古典的戦闘法で予防しませう。