ちょっとした暇つぶしに、ネットで将棋対戦を楽しんでいます。最近では、色々な対戦サイトがあると思いますが、私が使っているサイトを紹介したいと思います。
・ハム将棋 (無料)
ハムスターのキャラクター、ハムが可愛いです。このハムと対戦します。ハムの棋力はたいしたことなく、多分アマチュア5級くらいではないかと思います。
どちらかというと初心者向けで、さらにハムにハンディをつけてもらうことが可能なので、将棋を覚えたての方でも楽しめます。左側の「基本」ボタンで将棋のルールを読めますし、対局中は「ガイド」をチェックしておけば、駒の動ける場所も表示してくれます。ルールを覚えたての方は「裸玉」から始めると良いでしょう。
ハムの実力では物足りない方は、自分の駒を落とすこともできます。私は 8~9枚落として遊んでいます。
・将棋ゲーム将皇 (無料)
ハム将棋よりワンランク強くなっています。コンピューターと対戦します。Level3を選べば、コンピューターの実力は 初段くらいと思います。個人的には、毎日更新される「終盤問題」→「勝ち切れ将棋」がお薦めです。終盤の詰むや詰まざるやのスリリングな攻防が楽しいです。
・将棋倶楽部24 (無料)
対人対戦では最も有名なサイトだと思います。多くのプロも利用しています。棋力は24特有の段位で表されますし、レーティングもされます。いくつかの持ち時間設定を選べるようになっています。登録制で、メールを送ってしばらくすると登録されて、対局できます。
私は現在 4級ですが、勝率が 6割5分くらい (76勝40敗, R1203) あるので、もう少し棋力は上の筈です。人と指したいときは将棋 Barに行くようにしてから、ほとんどこのサイトにはつないでいませんが、そういう環境になくて人と将棋を指したいときに、うってつけのサイトではないかと思います。
このサイトの面白いところは、他人の対局を鑑賞可能です。高段者タブにはプロが時々いますので、相当レベルの高い対局を満喫することができ、観戦者が沢山集まります。プロとは言っても、匿名でプライベートでの対戦なので、相当踏み込んだ手が多くスリリングです。
・将棋レボリューション激指 (月額 315円)
私が今はまっている携帯アプリです。コンピューターと対局できますが、ウリは対人対戦です。忙しくても大丈夫で、24時間以内に 1手指せば良いようになっています。つまり出勤中の電車で 1手指して、帰りの電車で 1手指すということも可能です。なかなか指し手が進まなくてイライラするのではないかと思われるかもしれませんが、その分、12面指しまで出来るようになっていて、常にどこかしら自分の手番にすることが可能です。私はいつも 4面指しくらいにして楽しんでいます。
私は 4級で登録し、現在 95勝 38敗 (勝率 0.714) で 二段 (レーティング 1903) まで上がりました。対戦相手がどんどん強くなってきていますが、そういう相手と対戦することで実力がつくと信じて、頑張ります。1月は 初段~三段との対局が多かったのですが、11勝 3敗で乗り切れましたので、この調子を維持したいです。
愛馬のレッドディーヴァが新馬戦の抽選に漏れて、2月12日の東京 (芝 1600m) を目指すことになります。
11.01.27
(勢司厩舎)
乗り運動後、北Aコースでダクを20分くらい乗る。
担当攻め助手「昨日追い切ったので、いつものようにダクだけ乗って調整しました。角馬場が混んでいたためAコースで乗りましたが、歩様はスムーズで硬さも出ていないので大丈夫ですよ。入厩してからここまで乗って来て、今のところソエなどは出ていないし、脚元の不安もないのでいいですね。今は飼葉もシッカリ食べており、体にも張りがあって良くなって来ていますよ」
勢司調教師「今週の東京・芝1400mに登録しますが、頭数も多いため出走できるかは微妙です。除外の場合は予定通り3週目の芝1600mに行きます。乗り役は蛯名騎手を予定していますが、乗れない場合は外国人騎手も考えています。ここまでジックリ乗って来て、この馬としては大分良くなっていると思いますよ」
※今週は除外のため、2月12日の東京(芝1600)に回ります。
この時期は新馬戦への出走を希望する馬が多く、くじ引きで出走の権利を決めています。こればかりは仕方ないですね。それまでじっくりと調教を積んで欲しいです。
昨日、1月27日はモーツァルトの誕生日でした。
モーツァルトの曲でお気に入りの動画を紹介します。あまり有名な曲ではありませんが、愛らしい曲です。モーツァルトらしさがよく出ていますね。
さらに、演奏は早世の名ヴァイオリニストオレグ・カガンで、貴重な映像だと思います。ご堪能ください。
・Mozart Duo for Violin & Viola in G major Rondo
映画「僕のピアノコンチェルト」の DVDを見ました。
僕のピアノコンチェルト
タイトルにピアノコンチェルトとはついていますが、あまり音楽映画という感じではありません。ある少年の成長と内面的な葛藤を描いています。IQが測定不能なくらい高く、ピアノの才能にも恵まれた少年が思春期を迎えます。彼が恋したのはかつての自分のベビーシッター。さらに祖父との関係の結末が映画を切ないものにします。見た目の派手さはありませんが、所々軽いスパイスが利いていて、悪くない映画でした。
「棋士と扇子 (山田史夫著、里文出版)」を読み終えました。棋士の揮毫した扇子を集めた写真集です。座右の銘として持っておきたい格好良い言葉がたくさん揮毫されています。
この本について、とても面白く纏めたサイトがありますので紹介しておきます。デビューしたての頃の下手な字とか、「感性」という字の揮毫など、爆笑すること請け合いですので、是非ごらんください。
棋士たちの「とめはね!」
また、揮毫された語の一覧を紹介したサイトもあります。
「棋士と扇子」 収録揮毫一覧(棋士名アイウエオ順)
これまで何度かお伝えしたとおり、私は被験者として理化学研究所の「将棋思考プロセス研究」に参加しています。そのプロジェクトの一部が Science誌に掲載されました (論文 Link: The Neural Basis of Intuitive Best Next-Move Generation in Board Game Experts)。この論文は、Yahoo!ニュースなどでも取り上げられました。
時事通信 1月21日(金)5時25分配信
理化学研究所などは、将棋のプロ棋士が次の手を直観で選ぶ際に、脳の特定部位が活発化することを突き止めた。人間により近い人工知能の開発などに応用できる可能性があるという。研究成果は21日付の米科学誌サイエンスに掲載された。
プロ棋士は、長い訓練や対戦経験を基に状況を瞬時に判断し、思考ではなく直観で次の手を打つとされ、その仕組みが研究されてきた。
理研・脳科学総合研究センターの田中啓治副センター長らの研究チームは、羽生善治さんらプロ棋士11人、高段位アマ8人、中段位アマ9人の3グループに対し、将棋やチェスの盤面、人の顔や風景などの画面を12秒間に24コマのペースで繰り返し見せ、脳活動を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で測定。プロ棋士が将棋の盤面を見た時だけ、脳の頭頂葉にある「楔前部(けつぜんぶ)」と呼ばれる領域が強く活発化した。
さらにプロとアマ17人ずつに対し、盤面を1秒見せた後、2秒以内に四つの選択肢から選ぶ詰め将棋を解かせた結果、プロ棋士が直観的に問題を解く時だけ、大脳基底核の領域「尾状核(びじょうかく)」が活発化した。次の手を長考させる問題では、大脳皮質の活動のみ活発化。アマ棋士は両問題で尾状核の活動が見られなかった。
二つの領域の活動に、強い相関関係があることも分かった。田中副所長は「プロ棋士の直観力の源は、二つの領域を結ぶ神経回路に存在する可能性が高い。こうした結果は、複雑な情報システムの安定的な運用や、人間に近い人工知能の開発につながる可能性もある」と話している。
私が受けた検査は今回論文になったものとは異なり、今後論文にされる予定のようですが、被験者として有意義な研究に参加出来ていることを実感できて、万感の思いです。論文を日本語で要約したものは、理化学研究所のサイトで見ることが出来ます。
プロ棋士の直観は、尾状核を通る神経回路に導かれる
新潟脳研が「e-Learning 神経病理」というサイトを作っています。大学病院の神経内科で研修カリキュラムが組まれているとか、個人的に神経病理を専門とする先生と親しいといった恵まれた人は別として、こうした環境を持たない民間病院の神経内科医が専門医試験対策などで神経病理を勉強するのはなかなか大変です。こうしたサイトは勉強の一助になると思います。専門医試験は別にしても、神経内科医の嗜みとして、一度は目を通しておきたいですね。
e-Learning 神経病理
「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見 (百島祐貴著、平凡社)」を読み終えました。百島先生は神経放射線を専門としており、私も学生時代、教科書を読んだことがあります。まさか医史学に精通された方とは知りませんでした。
本書は非常に読みやすく書かれていますが、医学の広い分野を扱っており、私が知らなかったことばかり。楽しませて頂きました。備忘録をかねて、特に面白かった部分を抜粋して紹介します。ここに記したのは極一部ですので、興味を持った方は是非本書を買って読んでみてください。
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私が一口馬主になっているレッドディーヴァ。脚の捻挫などもあり調教が遅れ、2010年10月29日に入厩して調教を継続してきましたが、やっとデビューが近づいてきました。
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医療関係者の中には、クロックス愛用者がたくさんいます。履いていて楽だから・・・らしい。バミュ先生もお気に入りなのだとか。
・産婦人科残酷物語-crocs-
・産婦人科残酷物語-黒い3連星-
ところが、ウィーンではクロックスが禁止されたらしい。この情報を Twitterで呟いたら反響が大きくて驚きました。
2008年08月13日 04:05 発信地:ウィーン/オーストリア
【8月13日 AFP】オーストリア・ウィーン(Vienna)市当局は12日、同市内の病院で人気の樹脂製サンダル「クロックス(Crocs)」を履くことを禁止する方針であることを明らかにした。市内の病院では看護師などがクロックスを履いている姿がよく見られるが、患者への安全性の問題があるという。
市内にある病院の技術部門の責任者Peter Woelfl氏は「クロックスについての技術的評価を行ったところ、クロックスは帯電の防止性がなく、院内の精密機器の機能に障害を与え爆発などを引き起こす可能性がある」としている。
ウィーンでは前月、すでに1つの病院がクロックスを禁止しているが、同氏によると今月末までにはウィーン市内のすべての病院で禁止されることになる。特に禁止が徹底されるのは、手術室や集中治療室、放射線や透析機器を扱う部門など、帯電を防止する衣服の着用が義務づけられている施設だという。(c)AFP
ヨーロッパでは空気が乾燥していて静電気が起きやすくなっているからか、音楽の都に充ち満ちたエクトプラズムがクロックスに憑依して機器を爆発させてしまうからかは知りませんが、にわかには信じがたいニュースですね。記事にある「技術的評価」の中身を知りたい気がします。
日本では問題になっていないので多分大丈夫なのだと思いますが、心配な人は腰からネズミの尻尾のようにアースを垂らしてクロックスの帯電を防げば安心かもしれません。どうか、クロックスを履いて、腰からアース垂らした医療従事者を見かけたら、医療安全に熱心な人なのだと温かい目で見守ってやってください (^^;