ヨーロッパの病院食-イギリス編-

By , 2011年1月8日 12:24 PM

ガラパイア-世界の病院食ってどんな感じ?世界病院食図鑑-を眺めていて、ヨーロッパの病院食がどんなものか知りたくなり、色々ネットで調べてみました。もちろん病気によって違ってきますので一概には言えませんが、雰囲気は伝わってきます。

出産での入院に関わるブログが多いのは、出産時に赤ちゃんを撮ろうと思ってカメラ持参で入院している方が多いからでしょうね。

<イギリス病院食>
ミリアムのキッチン-これがイギリスの病院食です!1-
ミリアムのキッチン-これがイギリスの病院食です!2-
ミリアムのキッチン-これがイギリスの病院食です!3-
ミリアムのキッチン-れがイギリスの病院食です!4-
Here and There Blog-NHSの病院食-
ことり。ジャーナル-イギリスの病院食-
素敵な英国生活-病院食-

一気に沢山紹介しても見きれないと思うので、少しずつ更新していきます。

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アルツハイマー病の新薬の話題

By , 2011年1月7日 4:54 AM

2010年 11月 26日のブログでお伝えしたことですが、本邦でもアルツハイマー病の新しい治療薬ガランンタミンとメマンチンが使えるようになります (早ければ 2011年春頃からの見込み)。

治療の選択肢が増えるのは良いことだと思います。ただ、新薬だからといって過剰に期待するのは避けたいですね。新薬が販売されてから 1年間は 2週間処方の縛りがありますから、本格的に使われるのはもう少し先になると思います。

先日紹介したブログで、この新薬についてわかりやすく纏めていますので、是非読んで頂きたいと思います。

takのアメブロ 薬理学などなど。-アルツハイマー型認知症治療薬、2種を追加承認-

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眼に効く眼の話

By , 2011年1月4日 8:05 AM

「歴史の中の「眼」を診る 眼に効く眼の話(安達惠美子著、小学館)」を読み終えました。

マイナー科(内科や外科以外の科は業界でそう呼ばれることがあります)の本ですと、「人の魂は皮膚にあるのか(小野友道著,主婦の友社)」なんていう本を紹介したことがありましたが、専門分野を離れて読む本はなかなか楽しいものです。

本書は一般人が読んでもわかりやすく書いてあります。特に個人的に興味を持った部分をいくつか紹介します。

・わが国に眼鏡が伝来したのは1549年で、かのフランシスコ・ザビエルが周防の大名の大内義隆に送った老眼鏡と言われている。

・徳川家康の眼鏡の度や寸法を実測して、「日本眼科学会雑誌」を創刊した大西克知氏が報告した。レンズの度は大きい眼鏡が 1.5 D, 小さい眼鏡が 2.0Dの凸レンズであった。両方とも老眼鏡と思われる。

・キュリー夫人は放射線を浴びて白内障になって、4度も手術を受けた。治療はモラックス博士とプチ博士が行ったが、モラックス博士は眼科のクロード・モネの白内障の診断もしている。

・ドン・ペリニョンは盲目の修道僧であった。ローマ時代に忘れられていたコルク栓を復活させたことで、シャンパンの二次発酵を可能にし、天然の発泡酒という銘酒を生み出した。

・ホルス神は古代エジプトの天空神で、頭が鷹、体が人、右眼が太陽、左眼が月を表している。ホルスが眼病で見えなくなったところをトート神に癒され治癒した伝承がある。ホルスは眼の守護神とされている。ホルスの眼の形はアルファベットのRと似ており、薬の処方のときに使われる Recipe (Rp) の語源につながっている。

・メリメ作カルメンの主人公は斜視だった。しかし、ビゼーのオペラでは触れられていない。

・ジェームス・ジョイスは緑内障のような症状で、計11回も手術を受けた。一説によると、かの有名なアルフレッド・フォークトを頼っている。

・クロード・モネは白内障を患っていた。晩年の色遣いに白内障の影響が表れている。フランスの首相クレマンソーの勧めで右眼の手術を受けると、黄色っぽく見えていた風景が青色っぽく見え、片眼ずつの異なった見え方を「バラ園からみた家」に表現した。

・バッハの失明原因について。手術をしているので、白内障の可能性がある。また、糖尿病ではないかと推測されていて、網膜症の可能性もある。更に脳卒中で亡くなったことを考えると、基礎疾患に高血圧があって、高血圧眼底だった可能性もある。

・フロイトは、彼女の愛を得るために研究に励んでいた。そしてコカインにモルヒネ中毒の禁断症状を止める作用があることを発見した。しかし、同年、同じ病院のコラーがコカインの鎮痛作用に注目して白内障手術に用いた。フロイトはコカインの麻酔作用に気付かなかったことに意気消沈し、精神病理学者としての研究を積むことにした。

・第九の歌詞で有名なシラーには「ヴィルヘルム・テル」という代表作がある。その中に「眼の光」の尊さをうたった一節があり、この句がアルブレヒト・フォン・グレーフェの記念碑に刻まれている。

・検眼鏡を開発したのは、ドイツの生理学者、物理学者のヘルムホルツである。ヘルムホルツは、以前紹介したヘルツの師。

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Chem-Station

By , 2011年1月3日 5:32 AM

Chem-Stationというサイトがあります。化学について色々情報があります。難解な話ばかりでなく、化学のことをあまり知らない人が読んでも楽しめるコーナーがたくさんあって、時々チェックしています。

Chem-Station

特に面白かったのが、化学の博士号を持っている先生がセンター試験を解いてみた話。点数は・・・。

Ph.D.化学者が今年のセンター試験(化学)を解いてみた

解けなかった言い訳が面白いです。また、「「そんな理不尽に耐えてこそ、大学入学という栄光は勝ち取れる」ということなのでしょう。まぁ大学卒業したら、こんなのとは比べもようもない「人間社会の理不尽さ」が待っているんですけどね(笑) 」という纏め方が素晴らしいです。

その他、このサイトで知ったことですが、2011年は世界化学年です。

来年は世界化学年:2011年は”化学の年”!

日本の科学教育は他の先進国に比べて遅れていることが書かれています。何かしらの改革が必要かも知れません。

 来年は世界化学年:2011年は”化学の年”!

最初の驚きは、先進諸国の中でほぼ日本だけが教科書検定を行っていること!

それにより定められた内容以上の化学的知識は授業で扱えない事になっていることが語られました。

それに対して国際標準の高校化学では、物質の性質・変化に関する「なぜ?」をつかむための内容である量子数(n,l,m)、s・p・d軌道、ギブズエネルギー、ネルンスト式、σ軌道・π軌道、グリニャール反応、求核性・求電子性などの項目は既習事項!!であるという、なんだかすごい話が。。。(そのうえ実験のトレーニングも行うのだそう。ひゃー!)

その他、研究者の興味を大変惹きつけるエントリーも。

超一流誌による論文選定は恣意的なのか?

超一流誌は大半が rejectされますから、色々憶測が飛び交うのですね。超一流誌に論文を載せたいというのは、研究者に共通する夢ですね。

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神経内科の修行部屋

By , 2011年1月2日 11:43 AM

1年半くらい更新されていないサイトですが、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) に関して多くの記事を纏めた「神経内科の修行部屋」というブログがあります。数年前のトピックスが数多く紹介されており、今読んでも勉強になります。興味のある方はごらんください。

神経内科の修行部屋

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By , 2011年1月2日 11:39 AM

実家に帰省してからのことを少し書きたいと思います。

Continue reading '雪'»

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謹賀新年

By , 2011年1月1日 7:58 AM

あけましておめでとうございます。

実家に戻って乗馬をしたり、友人と飲んだりまったり過ごしています。その話は、また折りをみてブログに書きますね。

折角の元旦なので、昨年の元旦の「一年の計」を振り返りながら、今年の抱負などを書きたいと思います。ちなみに、抱負の実現確率は、某党の公約の実現確率と同じくらいだと思っていてください (^^;

・医学
(2010年抱負) 秋くらいから某研究機関に国内留学♪全く未知の分野に手を出してみる。プロテオミクスを勉強して、最終的には変性疾患、特に ALSを治したい (これは長い年月がかかりそうですが)。
→研究所への国内留学の夢は果たせました。2010年11月から 2年間の契約となっています。現在は ALS以外の変性疾患を研究していますが、ALSとの共通点も多く、いずれ ALSの研究に活かしたいと思います。今年の目標は、春くらいまでには一人で一通りの実験を出来るようになって、秋くらいには論文執筆のための実験を出来るようになることです。

・神経学
(2010年抱負) 平山恵造先生の「神経症候学」を通読する。
→色々興味が分散してしまい、脳神経の一部しか読めませんでした。こうした話題で頻繁にディスカッション出来る人が身近にいれば、もう少しモチベーションも上がるかもしれませんね。神経学に関しては、研究所での経験を生かして、より科学的な視点で患者さんを診られるようになりたいです。

・音楽
(2010年抱負) 室内楽がやりたい!トリオか、出来ればカルテット組む。ビオラ募集。
→トリオやカルテットなどは出来ず。バッハの無伴奏を暇を見てさらっていました。室内楽の仲間が出来ると嬉しいけれど、難しければ少なくともヴァイオリンに触る頻度を多くして、レッスンに行ける回数も増やしたいです。余裕があれば、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をさらいたいですね。

・将棋
(2010年抱負) 相懸かりの基本定跡を押さえる。それと後手8五飛戦法。余裕があれば振り飛車対策。将棋バーにも時々行きたい。
→相懸かりは指しませんでしたが、横歩取りはたくさん指しました。それと、右玉や相振り飛車もちらほら指しましたね。将棋バーには足繁く通い、店員さん達と仲良くなりました。

・乗馬
(2010年抱負) 馬を走らせられるように!
→軽早足は大分安定してきました。リズムは崩れにくくなったし、軽早足の途中に鐙の足の位置を直せるようにもなりました。まだ踵が浮いてしまうことがあることや、手綱の緊張を一定に保つ必要があるという辺りが課題です。その辺がクリア出来れば、駆け足に入れるのではないかと思います。後、10鞍くらい必要でしょうか。

・競馬
(2010年抱負) 一口馬主になった馬を可能な限り応援する。
→愛馬の「レッドディーヴァ」は年明けくらいデビューになる見込みです。その他、2頭の一口馬主になりました。

・婚活
(2010年抱負) 研究に専念したいので、今年の結婚はない筈・・・。でも結婚は、フィーリング、タイミング、ハプニングらしいから。
→2011年度は結婚を意識した関係を築ける女性がいると良いですね。ブラームスのように一生独身説も少しずつ現実を帯び・・・いやいや (^^;

・その他
(2010年抱負) きき酒師の資格を取りたい。
→これは今年中には叶えたいです。婚活にも必要な資格と思います (キリッ

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