緑内障

By , 2016年3月1日 11:42 PM

日常診療で、患者さんに緑内障の既往がなければ、特に意識せずに緑内障禁忌の薬剤を処方しています。で、患者さんに緑内障の既往があれば、緑内障禁忌の薬剤は避けます。この当たり前のようなプラクティスは、本当に正しいのでしょうか?

緑内障禁忌薬剤の使用

眼科医の意見では・・・。

緑内障という診断名がついていても、大部分を占める正常眼圧緑内障は、緑内障禁忌の薬剤を使っても眼圧は上がらず問題ない。

閉塞隅角緑内障はヤバイけど、眼科にかかってさえいれば処置を受けているから、問題ない (ただし未処置の場合は要注意)。

ということのようです。眼科で緑内障と診断を受けている方が、眼科未受診で緑内障が隠れているよりも安全なのかもしれないのですね。目から鱗でした。

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オリバー・サックスとシャル・ボネ

By , 2016年3月1日 11:06 PM

視力低下や聴力低下のある方で、幻視や幻聴を呈するシャルル・ボネ症候群というのがあります。認知症や精神疾患と誤診されうるため、岩田誠先生が「臨床医が語る 認知症と生きるということ」という本で強調している疾患です。

TEDで、オリバー・サックスがこの疾患について語っています。非常に面白いので、是非見てみてください。要約したサイトもありますが、動画を視聴することをお勧めします。動画は下記です。

オリバー・サックス:幻覚が解き明かす人間のマインド

(参考)

MUSICOPHILIA

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