町立松前病院
ここ数年、医療崩壊という言葉を目にする機会はめっきりなくなり、「大野病院事件」や「大淀病院事件」についてほとんど知らない初期研修医も出てきました。
そんな中、町立松前病院で医師の大量離職が起きそうな雰囲気です。井関先生の記事を読むと、これまでの経緯がよくわかります。
町立松前病院の3年間の経緯について
勤務している医師のブログがあり、心情が伝わってきます。
週末はプライマリケア学会学術集会
そして、2016年6月17日の記事、とても切ないです。
次へのステップ
ここ数年、医療崩壊という言葉を目にする機会はめっきりなくなり、「大野病院事件」や「大淀病院事件」についてほとんど知らない初期研修医も出てきました。
そんな中、町立松前病院で医師の大量離職が起きそうな雰囲気です。井関先生の記事を読むと、これまでの経緯がよくわかります。
町立松前病院の3年間の経緯について
勤務している医師のブログがあり、心情が伝わってきます。
週末はプライマリケア学会学術集会
そして、2016年6月17日の記事、とても切ないです。
次へのステップ
現在、ガイドライン作成で国際的に主流となりつつあるのが GRADEシステムです。
私が現在関わっているガイドラインも、一部 GRADEシステムを導入しています。そんな GRADEシステムですが、参加費無料のワークショップが東京で開催されます。
2016.10.20 開催 『GRADEガイドラインワークショップ』のお知らせ
講師の Holger Schünemann氏の紹介には、「GRADEワーキンググループの共同責任者。コクラン共同計画の適用可能性・推奨方法論グループの共同招集者。WHOの診療ガイドライン作成方法改訂の中心的な貢献者。診療ガイドラインの作成、適用、活用を促進させることを目的とした国際団体のG-I-N(Guidelines International Network)の運営委員会メンバー」と書いてあります。早速申し込みを済ませました。興味ある方は貴重な機会ですので是非申し込んでみてください。先着 60名です。
あと宣伝ですが、2016年9月24日に尼崎でおこなわれる診断精度研究のワークショップのお手伝いをします。お申し込みは、下記からできます。御参加お待ちしております。
診断精度の系統的レビュー1日ワークショップ@尼崎総合医療センター
2015年5月22日のブログ記事で、脳卒中後の患者にビタミンB12と葉酸を投与すると大腿骨頚部骨折が減少するという論文に関する疑念について書きました。この論文が本当に正しいのか、JAMA誌が疑念を寄せていた問題です。
JAMAから寄せられた疑念
その論文が、2016年6月14日に撤回されたそうです。
Notice of Retraction: Sato Y, et al. Effect of Folate and Mecobalamin on Hip Fractures in Patients With Stroke: A Randomized Controlled Trial. JAMA. 2005;293(9):1082-1088.
撤回となった理由は “acknowledgment of scientific misconduct resulting in concerns regarding data integrity and inappropriate assignment of authorship” と書いてありますが、それ以上は不明です。
日本の臨床研究の信頼性を損なったという意味で、残念な結果です。
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