焼肉
7月7日にヴァイオリニストの成田達輝氏たちと 4人ほどで食事しました (神経内科医 2人、intensivist 1人)。場所は前回に引き続き翔山亭。
私がベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の自筆譜ファクシミリを持参すると、成田氏が非常に喜んでくださり、みんなで口ずさみながら、「あ、このページはこのページを書きなおしたものだ」とか、「この音符は書き直した後がある」とか、盛り上がりました。楽譜にはインクの染みが沢山あり、「ベートーヴェンが焼肉のタレこぼしたじゃないの?」という冗談も飛び出しました。楽譜は成田氏にお貸しし、何か気付いたことがあったら教えていただくことにしました。
2013年6月に仙台コンクールのガラ・コンサートでヴァイオリンの弦が切れた時、成田氏が「人生には3つの坂があります」と舞台上で説明した話題を振ると、「あれは中学の先生に習った言葉です」と言っていました。ちなみにその中学の先生は体育を教えており、intensivistの先生と中学校、高校が同級生で、大学も学部は違うものの同じだったそうです。指揮者のヴェロ氏に成田氏が格言の意味をフランス語でどうやって説明したか、実際に見せてくれました。
あとは、今流行りのブループTSUKEMENの話題を振ると、メンバーの一人がさだまさしの息子であること、その方とかつてのヴァイオリンの師が同じ藤原浜雄氏であることを教えてくださいました (というか、今回の飲み会のメンバーが既にそのことを知っていました)。
他には、作曲家の酒井健治氏の話や、現代音楽がどこに向かうのか・・・など、語り合いました。至福のひとときでした。