医師と棋士
医師免許を持った棋士がいることを初めて知りました。といっても、将棋ではなく、囲碁の分野です。
坂井秀至氏は、灘高校から京都大学医学部へとエリートコースを歩んでいました。当初、産婦人科を志望していたらしいのですが、研修医を始めるに当たって、医師をやめて囲碁棋士となることにしました。変わった経緯で囲碁棋士になりましたが、囲碁界でもなかなかの成績を残しているようです。
彼は医師国家試験に合格していますので、医師として仕事はしていなくても、今でも医師免許を持っている筈です。医師として働いていたら私の1学年上に当たることになります。
彼が医師を辞めた話が Wikipedia に載っており、非常にユニークでした。
Wikipedia-坂井秀至-
医師国家試験合格後の、01年6月から京都大学付属病院に研修医として配属が決まっていたが5月からのオリエンテーションで、朝7時から夜の12時まで働き詰めであることを知り、囲碁を学ぶ時間が無くなることが明らかになると、棋士の夢を諦めきれず関西棋院にプロ入り試験を希望する。
同じ医学を志した人間として、もし囲碁が多少なりとも理解できるようになったら、彼の棋譜を見てみたいです。囲碁はわからないから、梅沢由香里の碁で勉強してみようかなぁ・・・。でも、もう少し将棋を勉強してからです。せめて初段。
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(参考) e-碁サロン 会見ルーム
みぐのすけさん、こんばんは
>もし囲碁が多少なりとも理解できるようになったら、彼の棋譜を見てみたいです
→私はアマ6段で、たいしたことないのですが、TV観戦などで坂井先生の碁が、実践的と言うか、割り切った碁と言うか、(目先の利益に敏感というか、夢のない碁wと言うか)わりとそういうイメージの碁であることを知っています。みぐのすけさんが坂井先生の碁を並べてみて、そういう意味合いが理解できたら、これは・・・
ものすごく素晴らしいですね。何年後かになるでしょうが・・・というようなことを思いついて、ついカキコしてしまいました。失礼しました。
初めまして。アマ6段というのはすごいですね!
将棋では棋風というのがあり、私は羽生さんや藤井聡太さんのようなギリギリを読み切って最短の勝ちを目指す将棋が好きです。
一方で、腰が重くて負けない将棋、という棋風の方もいらっしゃって、これは好みですね。
結局、囲碁の勉強はまだできていませんが、妻と共通の趣味を持とうという話をしていて、お互い初心者から始められるものとして候補の一つになっています。