カザルスホール

By , 2009年2月4日 7:58 PM

今年一番腹が立ったニュース。

 「室内楽の殿堂」カザルスホール、10年3月に閉館へ

2月4日12時17分配信 読売新聞

「室内楽の殿堂」として音楽ファンに親しまれた日本大学カザルスホール(東京・御茶ノ水)が、同大キャンパス再開発のため、2010年3月末で閉館することが4日、明らかになった。同大では現在の建物を取り壊す方針とみられる。

同ホールは、主婦の友社が日本初の室内楽専用ホールとして、名チェリストのパブロ・カザルスの名前を冠して1987年に開館。設計は建築家の磯崎新氏で、97年にはドイツ製パイプオルガンも設置された。

2002年、同社の経営難から日大に売却され、一時閉館したが再オープンし、学内行事のほか貸しホールとしてコンサートに使われていた。

同大では「パイプオルガンをどうするかなどは未定」としている。

カザルスホールを取り壊すとは何ごとでしょうか。

日本大学は芸術学部を有しているのですが、かくも芸術を軽く扱うのでしょうか。

私が今のヴァイオリンの師につくことを決めたのも、カザルスホールでの演奏に感動したからです。そして、ヴァイオリンを通じて、自分が最も不安定な時期を乗り越えることが出来たのです。

私にとっては、数々の名演奏家が演奏してきた聖地です。そこで弾いてはみたいけれど、私如きが演奏することが先人達への冒涜になる気もします。でも、ホールがなくなるのなら、そこで演奏してみたいです。日本大学カザルスホールの公式サイトを見ると、50万円くらいで借りられそうです。本当にするかはわかりませんけど。何か、感情の整理がついてません。

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