親の資質

By , 2009年5月28日 6:33 AM

 本読む親の子優秀 下位はワイドショー ベネッセ調査

2009年5月27日4時52分

「成績上位の子どもの保護者は本をよく読む」「下位の子の親が好むのはテレビのワイドショー」。お茶の水女子大とベネッセ教育研究開発センターが共同で調査したところ、親をハッとさせるこんな結果が出た。保護者の普段の行動と子どもの学力には強い関係性があるという。

調査は07年11月~08年2月、各地の5年生2952人と保護者2744人に実施。子どもにはベネッセのテストを解いてもらい、保護者には普段の行動などを選択肢から選んでもらった。

国語の成績をみると、上位4分の1の最上位層の保護者の70.6%が「本(漫画や雑誌を除く)を読む」と答えたのに対し、下から4分の1の最下位層は56.9%にとどまり、13.7ポイントの差があった。最上位層では「家には本(漫画や雑誌を除く)がたくさんある」という回答も72.6%あり、最下位層より24.6ポイント高い。「子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした」も80.9%で、17.9ポイント高かった。

一方、最下位層の親に多いのは「テレビのワイドショーやバラエティー番組をよく見る」「カラオケに行く」など。

しかし、成績下位の子の親が子どもの学習に無関心というわけではない。「ほとんど毎日、子どもに『勉強しなさい』という」という答えは56.9%と、最上位層より5.7ポイント高かった。調査チームは、子どもの成績が思わしくないために小言を言いがちになるのでは、とみている。(中村真理子)

家庭内の環境はかなり影響を与えていそうですね。記事にある表では、成績上位者の家庭ではニュースを見ることが多く、成績下位者の家庭ではワイドショーを見ることが多くなっていました。時々、親が金持ちだと参考書や塾通いへの金銭的制約がなく、環境が良いので子どもの成績が良くなるという分析を見ることがありますが、見る番組の違いというのは親の収入とかと関係ないですよね。

将来の父親を目指す立場の私としては、「父親が飲んだくれている」「父親が東京スポーツを愛読している」などという項目も知りたいです。マイナスになるようだったらどうしよう・・・。

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