人の魂は皮膚にあるのか

By , 2006年8月13日 10:52 PM

「人の魂は皮膚にあるのか(小野友道著,主婦の友社)」という本を読み終えました。著者は熊本大学医学部皮膚科教授です。とても文学に造詣が深く、様々な小説に出てくる表現を題材に、皮膚疾患を解説していきます。医師向けに書かれた本ではないので、一般人でも読みやすいと思います。外傷や皮膚疾患などで、外見を苦に自殺したり、思い悩む人が多いのをみて、著者はこのタイトルを付けたようです。我々が普段意識することの少ない皮膚も、何か起こると気になってしかたないものとなります。一度このような本を読んでおくのも良いかなと思います。それにしても著者は博学です。

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