2009年ドイツ旅行12
9月9日 (水)
いよいよ帰国する日だ。
朝食は日本食も用意してあり、みそ汁、生卵、鮭など。外国人にも人気があるようで、洋食を選ばず和食に並んでいる外国人も見かけた。米はタイ米ではあったが、それほど気にならなかった。鮭はヨーロッパで食べるときはいつも生臭さを感じるのだが、香ばしく焼き上げ、塩味をつけてあったからか、日本で食べる鮭とほとんど変わらなかった。嬉しいことにシャンパンも置いてあり、遠慮無く頂いた。今回の旅行で最も美味しい朝食だった。
チェックアウトする際、英語でのやり取りだったが、私が「Envelope.」という単語を聞き取れなかったとき、「封筒はいかがですか?」と日本語で答えられた。日本人の旅行客が多いからかも知れないが、こんな難しい日本語を話されるとなんだか嬉しくなる。ポーターさんも、日本語で「どうもありがとうございます」なんて挨拶してくれた。
フランクフルト空港に着いてからは、かなり時間が余ったので、バーでグラーシュスープとアップルワインを飲みながら、「ビール職人、美味しいビールを語る (山田一巳、古瀬和谷著、光文社新書)」を読んだ。非常に読みやすい本で、内容も面白く、あっという間に読み終えた所で、飛行機に乗り込んだ。学会の準備は全然出来なかったけど、まぁ、こういうのは追いつめられないとダメなものだ。