ベトコンのカデンツァ番外編
前回の「ベトコンのカデンツァ」が好評だったので番外編。
ベートーヴェンの勝手解説全集に紹介されていましたが、著作権が切れた古い楽譜を無料で掲載しているサイトがあります。ベートーヴェンの作品は全て著作権がきれている筈なので、数多く収録されています。
Category:Beethoven, Ludwig van
さらにリンクをたどると、ヴァイオリン協奏曲の項もあります。
Violin Concerto, Op.61 (Beethoven, Ludwig van)
何とヴァイオリン協奏曲は全楽章、スコアとパート譜が載っています。しかも・・・カデンツァも載っているのです。ただし、著作権の関係か、新しいカデンツァは掲載されていません。しかし、現在ではなかなか手に入らなくなった昔の作曲家達(多くはヴァイオリンスト)によるものが掲載されています。作曲者達の名前を挙げれば、アウアー、プゾーニ、ヘルメスベルガー、フバイ、サン・サーンス、ヴュータン、ウィルヘルミなど錚々たるメンバー。昔、なにかのインタビューで「その日の気分でどのカデンツァを弾くか決めているよ」という超格好良いヴァイオリニストを見たことがありますが、上記のカデンツァをいくつか練習すれば、そんな台詞吐けるようになるかも。
さあ、普段とはちょっと違ったカデンツァをさらってみましょう!(上手に弾けるようになった方は是非聴かせてください)