続・将棋思考プロセス研究
以前、将棋思考プロセス研究について報告しましたが、続きの課題を受けるため、10月1日に理化学研究所に行ってきました。
検査は将棋の問題を解きながら fMRIを受けるというもの。MRIは 4Tであり、病院で一般的に使われる 1.5Tと比べてかなり磁場の強いものでしたが、検査を受けていて特に不具合は感じませんでした。
MRIの機械の中に 90分間入り、ひたすら問題を解き続けたのですが、詰め将棋を瞬時に解くのは非常に難しかったです。プロ棋士達が如何に優れているか痛感しました。
私が医師と言うこともあり、検査が終わった後、T1WIでの解剖画像を見せて貰いました。磁場が強いため、副鼻腔内の含気からのアーチファクトが非常に強かったのが印象的でした。
今回のスタディの狙いについて色々教えて頂きましたが、他のソースで公表されていないので、内容は書きません。もう少しオープンになったらお伝えしようと思います。尚、以前お伝えした課題については論文投稿中のようです。