雪
実家に帰省してからのことを少し書きたいと思います。
2010年 12月 29日は、岡山には新幹線で戻りました。12月 25日頃、予め飛行機を予約しようとしたのですが満席で、新幹線も指定席は満席。ようやく 12月 29日 19時 30分頃岡山着のグリーン車が空いているのをようやく見つけ、予約しました。本当はグリーン車に乗りたくはなかったのですけれどね。
12月 30日は地元の親友馬券オヤジ氏と大山乗馬センターへ。私が一休、馬券オヤジ氏が主水という馬に乗りました。主水を先頭にして 2頭で練習していたところ、一休の方が走るのが速くて、すぐぶつかりそうになってしまうので、一休を先頭にしたのがトラブルの始まりでした。なんと、一休は後ろに馬が来ると凄く嫌がるのです。何度も後ろを振り返っては、耳を倒して不機嫌そうな顔をします。挙げ句の果てには走るのを止めてコースを外れ、後ろの馬を牽制していました。ただ、それがなければ扱いやすい馬でした。軽早足もリズムが取りやすかったです。この日は、手綱をキチンと張って乗ることを勉強しました。帰りは境港で蟹とか海の幸をたくさん買って帰りました。
12月 31日も、同じく大山乗馬センターへ。前日は雪はほとんどなかったのですが、この日は吹雪。どのくらい凄かったかというと、下記のニュースを見て頂ければわかると思います。
<大雪>車1000台立ち往生 鳥取の国道9号
毎日新聞 1月1日(土)4時17分配信
大雪に見舞われている鳥取県で31日、琴浦町から大山町にかけての国道9号でタンクローリーが立ち往生したのをきっかけに渋滞が発生。1日午前2時現在、長さ約23キロにわたって約1000台の車が動けなくなっているという。除雪が進まず、復旧のめどはたっていないため、県は大山町の環境改善センターと、琴浦町役場に緊急避難所を開設した。
1日午前4時10分に陸上自衛隊米子駐屯地(鳥取県米子市)の車両4台が駐屯地を出発。渋滞の西端とみられる大山町上万に向かった。また、県は午前4時半、防寒用の毛布を東端の琴浦町から配り始めた。また、知事を本部長とする豪雪対策本部を設置し、1日午前9時半から対策本部会議を開く。
鳥取県警八橋署によると、大山町田中の交差点で31日午後3時40分ごろ、事故が発生。その処理をしている間に雪が激しくなって他の車も動けなくなった。パトカーも現場にたどり着けない状況だという。
県防災局の担当者は毎日新聞の電話取材に「復旧の見通しは立っていない。午後9時ぐらいに子供が40度の熱を出しているという人もいるようだ。ただヘリは夜間と積雪で飛べない。1日中には解決のめどは付けたいと思っている」と話した。
また、奈良県香芝市から鳥取県の大山を家族4人で旅行中の女性(36)は「10時間くらい同じ場所にいる。警察や国道事務所に電話しても、たらい回しにされるだけ」と不安そうな様子。「雪はひざの高さまである。ガソリンが尽きたらどうしたらいいのか。予定では夕方には自宅に帰れるはずだったのに」と話した。
大山町役場によると、役場は1日午前1時半ごろから停電。非常灯でかろうじて明かりは確保できているが、エアコンは止まっている。町は対策本部を設置し、職員に招集をかけているが、渋滞で車が動かず、15~16人ぐらいしか来ていないという。
陸上自衛隊米子駐屯地(鳥取県米子市)も1日午前3時前ごろから停電している。
もうひとつ記事。
日本海側中心に大雪、強風=鳥取・大山は積雪2メートル超―気象庁
時事通信 1月1日(土)19時18分配信
日本列島は元日の1日も強い冬型の気圧配置の影響で風が強く、日本海側を中心に大雪となった。2日にかけても、西日本の日本海側や山地を中心に大雪になる所があるとして、気象庁は暴風や大雪、高波に警戒を呼び掛けた。航空や鉄道などの交通の乱れ、高速道路の一部通行止めも続き、鳥取県では一時、鉄塔が一部損壊したり、高圧線が断線するなどして約2万8200戸が停電した。
鳥取・大山では1日午前8時50分現在、積雪の深さが2メートル1センチ、24時間降雪量は1メートル33センチを記録し、いずれも全国最多。近くの国道9号では立ち往生する車が一時約1000台に上った。12月31日には同県江府町のスキー場で雪崩が発生し4人死亡しており、山陰地方では厳重な警戒が必要とみられる。
全日空は1日午後6時までに、山陰・九州の発着便を中心に25便が欠航。日本航空も大分発着など6便が欠航した。JRは東海道・山陽新幹線が遅れたほか、山陰線で特急が雪などが原因で立ち往生、奥羽線などで一部区間の運休、遅れが発生。高速道路は九州の通行止め区間が多く、東北道や山陰道、徳島道などでも一部通行止めとなった。
日本付近の上空には強い寒気があり、岩手県葛巻町では1日午前4時に積雪の深さが1メートル14センチ、鳥取県米子市では同5時に89センチとなり、ともに観測史上最深記録となった。
実際、乗馬センターに行く途中、湯原くらいから急に雪が深くなってきて、蒜山辺りでは道路は完全に雪で隠れていました。また吹雪でほとんど視界が利きませんでした。蒜山 PAで買った「しずおかコーラ」を飲みながら車に乗っていると、自分たちの車を追い抜こうとしたバスが、追い越し車線の路肩に嵌り、ガードレールに接触して止まってしまいました。急いでいたのかもしれませんが、雪の中無謀な運転だったように思いました。米子 IC付近では、既に渋滞が始まっていました。普段だと実家から 1時間ちょっとの乗馬クラブまで、この日は 3時間かかりました。
高速道路を降りてから大山への道は更に凄まじい雪で、どこが道路なのかもわかりにくかったです。ナビで道の形状を確認しながら、馬券オヤジ氏が圧巻の走りを見せてくれました。
乗馬クラブに着くと、まず「ビジター会員」になることにしました。3年で 5鞍以上は確実にするでしょうからね。
早速乗馬を始めましたが、馬房の前は凄い雪で、何度か雪かきしてもすぐ積もるのだとスタッフの方が仰っていました。私は主水、馬券オヤジ氏は京という馬を引いて、屋内練習場へ。屋内と言っても壁はなく、屋根だけなので、足元は雪が積もり、横殴りの吹雪が襲ってきました。雪で地面がでこぼこしていて、馬がよく脚をとられていました。
乗馬自体は、前日に比べてリズムの少し取りにくい馬でしたが、何とかアジャストし、手綱をキチンと張れるように意識を集中しました。手綱捌きはなかなか難しいですが、この日の収穫は、鐙と足の位置がおかしくなったとき、軽早足しながら元の位置に戻せるようになったことでした。軽早足が大分楽に感じるようになっていて、トレーナーの方から、この二日間で上達したと褒めて頂きました (^^)
帰りは境港の方まで寿司を食べに行ったのですが、途中あちこちで車が路肩に突き刺さっており、そうした車はこの日 6台みました。弓ヶ浜では、雪で倒れた木が大量に道路を塞いでいて、車線が一つ潰れていました。渋滞が酷くなってきてましたし、少し帰るのが遅れていたら、大変なことになっていたかもしれませんね。
帰宅後は、池上彰氏の番組を見て、21時頃医療制度の話題が終わったところで寝ました。
1月 1日は親戚の家を訪れました。親族はベンチャー企業の社長、その妻の元女子アナ、地方病院の院長などで、様々な視点からの意見を聞くことが出来ました。
少し話が脱線しますが、元女子アナの従姉は現在某局で声のみ出演しています。北朝鮮の女子アナのマネを頼んだら、「昔テレビで北朝鮮ニュースの吹き替えをしてみたことがあったけれど、あまりに雰囲気が違うので、字幕を使うことになった」という裏話を教えてくれました。
帰宅後は NHK-BS2で大逆転将棋を見て寝ました。大逆転将棋では、お天気予報の森田さん、強かったですね。段位は多分私と同じくらいでしょうが、私は羽生名人相手にあそこまで上手く指す自信はありません。
今日、1月 2日、これから地元の友人達を自宅に招いてパーティーです。数年ぶりに集まる友人もいて楽しみです。