レッスン

By , 2006年12月3日 6:42 PM

久しぶりに、ヴァイオリンのレッスンに行ってきました。

見て頂いた曲は、「DUO in B, KV 424 (W.A.Mozart)」です。12日に教授と合奏する曲ですが、今日はヴァイオリンの先生が初見でビオラパートを弾いてくださいました。久しぶりの合奏を楽しみました。

レッスン中、和声からみたフレージングなど、参考になる話をたくさん伺いました。ただ感じたままに弾けば良いというのは子供や初心者には許されるでしょうが、勉強を進めるに従って、演奏には根拠が必要になります。もちろんアプローチの仕方はいくつかありますが、和声というのは非常に有用な方法と思います。和声を基礎から学びたいという気持ちがかなりありますが、なかなか教えて頂ける方がおらず、探しています。

ヴァイオリンの先生の友人が、コンセルトヘボウ響で第2ヴァイオリンを弾かれているそうなのですが、私の先生に「最近日本では誰が有名なの?」と聞かれたそうです。私の先生がいくつか名前を挙げたところ、「こっちでは全然聞かない」と言われたそうです。最近、コンクールが重要視されなくなってきており、コンクール向けの傷のない演奏が得意なだけではヨーロッパでは売れないそうです。そういった意味では、日本はヴァイオリンの分野では不作なのかもしれません。

ヨーロッパで最近評価が高いのは、ツィンマーマンやレオニダス・カヴァコスだそうです。2人とも私は学生時代に聴き、非常に感動して、周囲に吹聴してまわった記憶があります。

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