はじめて出会う 細胞の分子生物学
「はじめて出会う 細胞の分子生物学 (伊藤明夫著、岩波書店)」を読み終えました。
「細胞の分子生物学」と題打っていますが、有名な教科書「The cell 細胞の分子生物学 (教育社)」とは異なり、タンパク質を中心に扱っています。ボリュームが少ないので、一気に読めました。ぶ厚い教科書だと、後半を読む頃には前半の内容を忘れていることがあるので、その点ではすっきり読めました。
タンパク質の誕生から死までを扱っており、面白かったので、今日さっそく同じジャンルの本を買ってきました。読むのは当分先になるとは思いますが・・・。
追記
「cell」という単語を「細胞」と訳したのは、津山藩の宇田川榕菴らしいですね。実家に帰ったら、いろいろ関連史跡を見学したいと思います。更に宇田川榕菴は音楽理論の解説書も著しているらしいので、そちらにも興味があります。