in the Fiddler’s House

By , 2007年4月26日 7:06 AM

「in the Fiddler’s House」というDVDを見ました。というか、流しながら学会準備。

このDVDは、Itzhak Perlmanがロマ音楽(ジプシー音楽)を演奏しているという意味で、非常に興味深いものでした。

情緒豊かな演奏をする人にかかると、ジャンルを超えて良い音楽が出来上がると実感させられました。

私の叔父が読売交響楽団に所属していたとき、「凄い演奏家が来るから聴きに来てごらん」と言われ、母親が聴きに行き、感動して私にヴァイオリンを始めさせた際の演奏家が、パールマンです。

初めて生で演奏を聴きに行ったのが、医学生の時。当時、音程に悩まされていた私は、(不調で?)音程を外しまくりながらも、心地よい演奏をするパールマンの姿に、「演奏は、音程だけに気をつけていれば良いのではなく、音程が外れていても感動させる演奏は存在する」と知ったのでした。もちろん音程は大事だけど。

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