鯨ギャラリー

By , 2013年7月19日 7:10 AM

2013年7月4日のブログで書きましたが、7月は週に半日フリーな時間が取れるため、美術館や博物館など彷徨っています。今回は東京海洋大学品川キャンパスに遊びに行って来ました。ここを選んだ理由は、小川鼎三先生の著書「鯨の話」を読んで以来、鯨に魅せられたからです。品川駅から徒歩で 10分くらいです。

大学構内に入り、直進すると左側に鯨ギャラリーがあります。ここには、コククジラ、セミクジラの全身の骨格標本、ツチクジラ頭部の骨格標本、セミクジラのヒゲなどが展示してあります。セミクジラの椎体を数えてみると、40以上もあり、びっくりしました。

鯨ギャラリーの隣には、水産資料館がありました。入り口には、ドワーフミンククジラの骨格標本があり、2階に上がると様々な海の生き物の剥製が展示されていました。南極探検隊が皇帝ペンギンを連れて帰ろうとしたとき、ペンギンが弱ってしまって処分しなければいけなくなってしまい、他の隊員に知らせるために書いた張り紙 (実物) などが興味深かったです。アシカの剥製の傍らには、アシカなどは後ろ足が尾びれに進化したのに対し、鯨は尻尾が尾びれに進化したという解説が書いてありました。それほど広くない施設ですが、無料ですし駅からも近いので、都内の方は遊びに行ってみると楽しいかもしれません。

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