エミール・ギレリス
「エミール・ギレリス もうひとつのロシア・ピアニズム (グリゴーリー・ガルドン著、森松皓子訳、音楽之友社)」を読み終えました。翻訳者が知人の医師のお母様で、その医師の家に遊びに行った時にこの本を見つけたら、そのままくださったのです。翻訳には、その医師の意見も反映されているのだとか。
私はロシアのピアニストとして、スヴャトスラフ・リヒテルの CDはたまに聴きますが、ギレリスの演奏をこれまで聴くことがあまりありませんでした。しかし、この本を読み、これまでギレリスがいかに不当な評価を受けてきたか良くわかりました。
今は、Youtubeでギレリスの録音を色々とチェックしています。気に入った演奏の CDを買おうと思います。
いくつか動画へのリンクを貼っておきますが、演奏を聴いてギレリスに興味の湧いた方は、是非この本を読んでみてください。
・GILELS plays Chopin – Polonaise in A flat major ( As – Dur ) Op. 53
・Beethoven – Piano sonata nº21 in C major op_53 (Gilels)__480.flv
・Emil Gilels – Tchaikovsky – Piano Concerto No 1, Op 23 – Cluytens
・Gilels plays Brahms: Paganini Variations Book 1 (1/2)
・Gilels plays Brahms: Paganini Variations Book 1 (2/2)
・Beethoven / Gilels / Szell, 1968: Piano Concerto No. 4 in G major, Op. 58 – Complete
・Emil Gilels plays Stravinsky “Pétrouchka” (1/2)
・Emil Gilels plays Stravinsky “Pétrouchka” (2/2)