読書
ここ 1週間くらいで数冊の本を読み終えました。いずれもお薦めです。
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 (門田隆将著, PHP研究所)
ヤキモキしながらニュースを見ていた当時を思い出しました。「極限状態における人間の心理」の描写に胸を打たれました。原発が現在「冷却可能な状態」であるのは、彼らの命がけの努力によるものだということを忘れてはいけません。
イスラーム国の衝撃 (池内恵著, 文春新書)
ニュースで話題になることの多い、いわゆる「イスラム国」についてです。このようなテロ組織が出来上がるようになった背景、「イスラム国」の変遷、戦略などが深く考察されています。
世界史の極意 (佐藤優著, NHK出版新書)
世界史を、「民族主義」「宗教」といった面から読み解いています。また、現在の世界が抱える問題を、過去に起きたこととのアナロジーを通じて理解します。