フンボルト協会 2015年度年次総会
2o15年6月13日 (土)、フンボルト協会 2015年度年次総会のため京都府立医科大学に行ってきました。
日本フンボルト協会
フンボルト協会は、ドイツに留学する研究者や学生に対して奨学金を交付しています。私は今のところ留学の予定はないのですが、フンボルト協会の奨学金でドイツ留学をしたことがある知り合いに誘われたので、聴きに行くことにしました。音楽家の診療について、憧れの研究者がドイツにいるので、ドイツに留学することが絶対にないとは言い切れませんしね。
この日は、目的とするドイツ研究留学説明会の後、安成哲三氏による「地球の未来と科学の役割」という講演 (地球温暖化などについて)、砂原悟氏のコンサート「6つのピアノ小品集 (ブラームス)」があり、最後に会員総会がありました。私は会員ではないので、会員総会の時は京都散策をしていました。
それが終わってから、京都府立医科大学附属病院外来診療棟 4階の「オリエンテ」での懇親会に参加しました。本当は、非会員は参加できないのですが、知り合いの同伴者として参加させて頂いたのです。
懇親会には、さまざまな専門の研究者が参加していたので、普段聴けない話をたくさん聴くことができました。例えば、某大学の法学部の教授からは、1800年代のドイツ法について話を聞きました。私は法学には疎いのですが、アルツハイマーの時代にはドイツの法律には精神病患者の扱いについて明記されていたとか、ヘンデルの父親がヘンデルを法律家にさせたがっていたとか、そんな小ネタを喋ってみました。すると、その方はクラシック音楽が大好きらしく、盛り上がりました。
懇親会が閉会してからは、知り合いが iPS細胞研究所 (CiRA) の研究員を呼び出してくれて、4人で飲みました。丁度、私が興味を持っている神経変性疾患の研究をしていて、非常にためになる話が聴けました。