結婚式
11月11日に知人の結婚式がありました。
新郎は現在も一緒に仕事をさせて頂いている方で、新婦は私が以前働いていた病院の看護婦さんでした。二人が結婚すると初めて聞いたときはびっくりしました。全然そんなそぶりがなかったもので。
式前日は、先輩の K先生と久しぶりの郡山で豪遊 (?) し、久しぶりの開放感に浸りました。本当は、温泉にでもつかる暇があれば良かったけれど。
式場は、アニエス・ガーデン。とても綺麗な式場でした。式の日は、受付をさせて頂きました。初めての経験でとても緊張しましたが、トラブルなくこなすことが出来ました。
式場内でのチャペルでの誓いは、荘厳な雰囲気で行われました。二人とも、服装が決まっていたし、立ち居振る舞いもとてもエレガントでした。キス・シーンも官能的だったし(笑)。
披露宴では、僭越ながら楽器演奏をさせて頂きました。バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第 3番第 6楽章を新郎の希望により演奏したのですが、細かな傷はあったものの、人前で聞かせられるレベルの演奏は出来たかなと思います。実は、第 3楽章と第 6楽章を用意していたのですが、第 3楽章のクオリティが自分で気に入らなかったことと、演奏時間が長いと場が白けるかなと考えたことで、第 6楽章のみの演奏としたのです。いろんな人からお褒めの言葉を頂き、良い思い出になりました。新郎からも、お礼のメールを頂きました。当日は雨でしたので、一番心配していたのは、楽器の弦が切れること。縁起が悪いですし、何とフォローしようかと思っていましたが、幸いにも杞憂に終わりました。失敗の出来ない場面での演奏で、終わって料理を食べようとする時には、手が震えていました。
・Arthur Grumiaux – Bach Partita No.3 in E major, BWV 1006 (VII. Giga)
ここの教会のオプションとして、新郎・新婦がお互いにケーキを食べさせあうというものがあるのですが、それを見ていて、周囲の人に「プレイ」と表現して、顰蹙を買ってしまいました。
二人のなれそめは、新郎が新婦に絵はがきをプレゼントするところから始まったそうです。それを聞いて、私も絵はがきを買ってきっかけを作ろうかなと考えまして、周囲の人と、「絵はがきを10枚買って、10人の女性に配れば、うまくいく可能性は確率論的には10倍になりますかね」と話していました。みんな苦笑いしていましたけれども。
二次会にも出席し、途中まで楽しんで、最終の新幹線で東京に帰りました。二次会では、披露宴のことを「一次会」という失言をしてしまいまして、今度新郎に謝らないといけません。
それにしても、会う会う人、「みぐのすけさんは、まだですか?」と言われたのには辟易しました。あれだけ雰囲気の良い式を見て、俺もやってみたくなったけれど、相手がいないとね。やっぱり絵葉書かなぁ・・・。
お二人の御多幸を心より御祈りしております。